2019年10月29日火曜日

21年 ゴールドスターvs阪急 2回戦


5月20日 (月) 西宮 

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計 
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 ゴ軍 6勝8敗1分 0.429 石田光彦 
0 0 0 3 0 1 0 1 X 5 阪急 11勝3敗 0.786 野口二郎 

勝利投手 野口二郎 2勝0敗
敗戦投手 石田光彦 2勝5敗 

二塁打 (ゴ)石田 (急)山田、下社
三塁打 (ゴ)田中

勝利打点 (急)野口二郎 1

猛打賞 (ゴ)田中宣顕 2


尾西信一が3打点の活躍

 西宮の第2試合は石田光彦と野口二郎の先発で午後3時5分、杉村主審の右手が上がりプレイボール。三塁塁審は阪急戦ながら第一試合に続いて阪急球団職員の片岡勝。公正性について信頼されているようだ。

 ゴ軍は3回表、先頭の石田がレフト線に二塁打、一死後坂本勲の遊ゴロをショート尾西が一塁に悪送球、二走石田は動けず一死一二塁、トップに返り酒沢は二飛に倒れるが、大友の二遊間ヒットで二死満塁、しかし期待の坪内は三ゴロに倒れてスリーアウトチェンジ。


 ゴ軍は4回表、一死後田中宣顕がセンター左奥に三塁打、しかし末崎は三振、石田はニゴロに倒れて無得点。


 阪急は4回裏、先頭の青田の当りは遊ゴロ、これをショート酒沢がエラー、野口明の右前打で青田は三塁に進み、三木が3球ファウルで粘って四球を選び無死満塁、野口二郎が中前に2点タイムリーを放ち2-0、センター坪内がファンブルする間に一走三木は三塁に、打者走者の野口は二塁に進んで無死二三塁、二死後尾西が中前にタイムリーを放ち3-0とリードする。


 ゴ軍は6回表、先頭の大友が中前打で出塁、坪内は二飛に倒れるが、菊矢が中前打を放って一死一二塁、しかし田中の二ゴロが「4-6-3」と渡ってダブルプレー。


 阪急は6回裏、先頭の野口二郎がストレートの四球を選んで出塁、一死後坂田の三ゴロの間に野口は二進、ここで尾西が2打席連続のタイムリーをセンター左に放ち4-0と突き放す。


 ゴ軍は7回表、当たっている末崎が中前打で出塁、しかし石田は三振、吉川の三ゴロが「5-4-3」と渡ってダブルプレー。


 阪急は8回裏、先頭の下社が左中間に二塁打、坂田の二ゴロが野選を誘って無死一三塁、尾西の二ゴロをセカンド大友がエラーして三走下社が還り5-0、尾西には打点が記録されてこの日これで3打点。


 野口二郎は最終回、二死一二塁のピンチを招くが、最後は石田を二ゴロに打ち取り、8安打1四球4三振で戦後初完封、2勝目をマークする。


 阪急は今節、前川、笠松、天保、野口二郎がオール完投で4連勝。主軸打者の迫力ではタイガースのダイナマイト打線が上であるが、つなぎ役の九番・尾西信一の活躍が目に付く。終戦直後から西宮球場が使えた関係で練習量が豊富であり、シーズン開幕前のオープン戦の結果からも優位が予想されていたが、2位以下を大きく引き離して独走態勢に入った。今後他チームが戦力を整えてきてからが本当の勝負になる。



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