2017年5月27日土曜日

18年 阪神vs朝日 9回戦


9月13日 (月) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 計
0 0 0 2 0 0 0 0 0  0   0   0  2 阪神 27勝26敗6分 0.509 若林忠志
0 0 1 0 0 0 0 0 1  0   0   0  2 朝日 30勝25敗4分 0.545 真田重蔵

勝利打点 なし

猛打賞 (名)坪内道則 2


坪内道則、起死回生の同点タイムリー

 朝日は3回、一死後坪内道則が二遊間にヒット、大友一明は中飛に倒れるが、酒沢政夫が右前打、中谷順次も中前打で続いて二死満塁、小林章良が押出し四球を選んで1点を先制する。

 阪神は4回、先頭の金田正泰が右前打で出塁、藤村冨美男が送りバントを決めて一死二塁、景浦将の遊ゴロで二走金田が三塁に走り、ショート酒沢はサードに送球するが、これが走者に当って白球がファウルグラウンドを転々とする間に金田が一気に生還して1点を先制、打者走者の景浦は二塁に進み、門前真佐人の中前打で一死一三塁、玉置玉一は三振に倒れるが、若林忠志が右前にタイムリーを放って2-0とする。


 阪神打線はこの後、真田重蔵に抑え込まれて11回まで無安打が続く。


 1点ビハインドのまま迎えた9回裏、朝日は先頭の早川平一が四球を選んで出塁、真田が送って一死二塁と同点のチャンス、渡辺時信は3球ファウルで粘って四球を選び一死一二塁、森本清三は三振に倒れて二死一二塁、トップに返り坪内が起死回生の同点タイムリーを放って土壇場で2-2と追い付く。


 阪神は12回表、二死後塚本博睦がライト線にヒット、トップに返り山口政信の打席で塚本が二盗を決め、山口は四球で二死一二塁、しかし金田は二飛に倒れて阪神の勝利はなくなる。


 朝日は12回裏、酒沢のレフトライナーを山口が落球、中谷は中飛に倒れるが、小林が右前打を放って一死一二塁、ここで二走酒沢がディレードスチール、キャッチャー田中義雄がショートの武智修に送球、酒沢は三本間に挟まれて二塁に帰塁するが、既に一走小林も二塁に来ており雪隠詰め、小林がアウトとなって二死二塁、早川に代わる代打内藤幸三はツーストライクから2球ファウルで粘るが最後は三振、延長12回引分け。


 若林忠志は12回を完投して10安打6四球4三振2失点。


 真田重蔵も12回を完投して7安打4四球2三振2失点、自責点ゼロ。投球内容では真田が上回ったが、若林の粘りが光った。



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