9月13日 (月) 後楽園
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
1 0 1 0 0 0 2 0 0 4 西鉄 25勝29敗5分 0.463 重松通雄 野口二郎
0 2 0 0 0 0 0 0 0 2 巨人 38勝19敗2分 0.667 川畑博 中村政美
勝利投手 重松通雄 7勝15敗
敗戦投手 川畑博 6勝3敗
セーブ 野口二郎 4
二塁打 (西)濃人 (巨)中島
三塁打 (西)濃人
本塁打 (西)野口明 2号
勝利打点 野口明 6
野口明、決勝ツーラン
好調西鉄は下手投げの重松通雄が先発。一方、巨人は藤本英雄の連投を避けて川畑博が先発する。
西鉄は初回、先頭の中村信一が中前打で出塁、濃人渉が右中間に三塁打を放ち早くも1点を先制。
巨人は2回、先頭の伊藤健太郎が四球で出塁、中島治康は三邪飛に倒れるが、多田文久三の右前打で一死一二塁、川畑の遊ゴロで多田が二封されて二死一三塁、大屋克己が中前に同点タイムリーを放って1-1、坂本茂の右前打で二死満塁、トップに返り呉昌征がストレートの押出し四球を選んで2-1と逆転する。
西鉄は3回、二死後野口二郎が右前打で出塁、野口明の三ゴロをサード大屋が二塁に送球するがセーフ、内野安打ではなく野選が記録されているので、一塁に投げていれば間に合ったと判断されたようだ。試合経験の乏しい大屋ならではの判定だったか。黒沢俊夫はストレートの四球で二死満塁、中村民雄が押出し四球を選んで2-2の同点に追い付く。
この後、西鉄は6回まで無安打、立ち直った川畑を打てなかった。
西鉄は7回、先頭の濃人がレフト線に二塁打、巨人ベンチは川畑から中村政美にスイッチ、野口二郎は三ゴロに倒れて一死二塁、ここで野口明がレフトスタンドに決勝のツーランを叩き込んで4-2と勝ち越す。
リードを奪った西鉄は7回からライトの野口二郎をマウンドに呼び寄せて逃げ込みを狙う。
野口二郎はベンチの期待に応えて3イニングを1安打1四球無三振無失点に抑え、今季4個目のセーブを記録する。
西鉄は巨人も撃破してこれで9連勝、この日も濃人渉と野口明の長打で打ち勝つ。
巨人は不振が続く中島治康に二塁打が出たのが唯一の収穫であった。
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