9月12日 (日) 西宮
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 1 0 1 0 1 0 3 阪急 19勝37敗2分 0.339 笠松実 天保義夫
0 0 0 0 0 4 0 0 X 4 名軍 33勝19敗6分 0.635 森井茂 石丸進一
勝利投手 森井茂 5勝4敗
敗戦投手 笠松実 5勝7敗
セーブ 石丸進一 2
二塁打 (名)西沢
勝利打点 西沢道夫 2
猛打賞 (急)下社邦男 2
西沢道夫、逆転二塁打
阪急は4回、先頭の山田伝が中前打で出塁、下社邦男も中前打を放って無死一三塁、笠石徳五郎が左前にタイムリーを放って1点を先制、松本利一は三振に倒れるが、池田久之の左前打で一死満塁、笠松実の左飛で三走下社がタッチアップからホームを狙うが、レフト吉田猪佐喜からのバックホームにタッチアウト。
阪急は6回、先頭の下社が右前打で出塁、笠石が送りバントを決めて一死二塁、松本利一に代わる代打丸尾千年次の三ゴロをサード小鶴誠が一塁に悪送球して一死一三塁、池田が左前にタイムリーを放って2-0とする。
名古屋は6回裏、先頭の小鶴がストレートの四球で出塁、吉田猪佐喜は三振に倒れるが、加藤正二が右前打、岩本章も左前打を放って一死満塁、芳賀直一の投ゴロの間に三走小鶴が還って1-2、藤原鉄之助はストレートの四球で二死満塁、阪急ベンチはここで先発の笠松実から天保義夫にスイッチ、名古屋は森井茂に代えて代打として西沢道夫を起用、西沢が期待に応えてライト線に二塁打、満塁走者一掃となって4-2と逆転に成功する。
2点のリードを奪った名古屋は7回からエース石丸進一を投入する。
阪急は8回、二死後伊藤健一の当りは二ゴロ、これをセカンド石丸藤吉が一塁に悪送球、更に石丸進一の一塁牽制が悪送球となって二死二塁、中村栄は四球で二死一二塁、上田藤夫の左前打で二死満塁、山田がストレートの押出し四球を選んで3-4、下社の当りは一ゴロ、ファースト加藤から一塁ベースカバーの石丸進一に渡ってスリーアウトチェンジ。
石丸進一が9回の阪急の反撃を三者凡退に抑えて名古屋が逃げ切る。
西沢道夫が放った満塁走者一掃の代打逆転二塁打で試合が決まった。
阪急6回の攻撃で代打として登場した丸尾千年次は昭和12年以来6年ぶりの出場となった。戦後は公式戦に出場することなくスカウトに転じ、昭和48年に阪急が強硬指名した作新学院の江川を担当することとなる。
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