2017年5月4日木曜日

18年 名古屋vs阪神 8回戦


8月18日 (水) 甲子園

1 2 3 4 5 6 7 8  9  計
0 0 0 0 0 0 0 0  0  0 名軍 31勝19敗6分 0.620 石丸進一
0 0 0 0 0 0 0 0 1X 1 阪神 26勝25敗5分 0.510 若林忠志

勝利投手 若林忠志 16勝9敗
敗戦投手 石丸進一 12勝6敗

勝利打点 なし


若林忠志、今季8度目の完封

 夏季リーグ戦最終戦。優勝のなくなった名古屋は温存しておいた石丸進一が先発、阪神は若林忠志監督が先発する。

 立ち上がりから石丸進一は快調なピッチングで、1回~3回は三者凡退。4回二死後、金田正泰に四球を与えるが、景浦将を投ゴロに抑えてここまで無安打ピッチング。


 名古屋は2回、先頭の吉田猪佐喜がセカンド強襲ヒット、加藤正二の遊ゴロでランナーが入れ替わり、加藤が二盗に失敗してチャンスの芽を潰す。


 名古屋は2回、先頭の石丸藤吉が二失に生き、古川清蔵が送って一死二塁と先制のチャンスを迎えるが、小鶴誠の三ゴロの際に二走石丸藤吉が守備妨害、吉田は投ゴロに倒れて無得点。


 名古屋は5回、一死後岩本章が5月30日の巨人戦以来となる復帰後初ヒットを左前に放つが、芳賀直一は左飛、藤原鉄之助は二飛に倒れて無得点。


 序盤戦は名古屋が押し気味に試合を進めるが、名古屋は6回以降8回まで三者凡退。


 阪神は5回、先頭の田中が左前にヒット、若林が送って一死二塁、大島武が四球を選んで一死一二塁、しかし乾国雄の三ゴロが「5-4-3」と渡ってダブルプレー。


 阪神は6回、二死後野口昇が中前打で出塁、金田が右前打で続き、景浦はストレートの四球で二死満塁、しかし田中は三ゴロに倒れて無得点。


 名古屋は9回、先頭の石丸進一の当りはショートライナー、トップに返り石丸藤吉が左前打を放つと二盗に成功、古川は捕邪飛に倒れるが、小鶴は四球、吉田もストレートの四球で二死満塁と最後のチャンス、しかし加藤が遊ゴロに倒れてこの回も無得点。


 阪神は9回裏、先頭の景浦がストレートの四球で出塁、代走に御園生崇男を起用、田中の一塁線バントが内野安打となって無死一二塁、若林が一前に送りバントを決めて一死二三塁、大島に代わる代打玉置玉一が四球を選んで一死満塁、乾に代わる代打藤村冨美男の三ゴロをサード芳賀がホームに送球、しかしこれが悪送球となって夏季最終戦は阪神がサヨナラ勝ち。


 若林忠志は3安打2四球1三振で今季8度目の完封、16勝目をあげる。


 夏季リーグ戦はこの日で終了し、9月11日から秋季リーグ戦が開始される。



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