2016年6月11日土曜日

18年 朝日vs名古屋 2回戦


5月2日 (日) 甲子園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 2 0 1 0 1 0 4 朝日 9勝6敗 0.600 真田重蔵
2 0 0 0 0 0 1 0 0 3 名軍 9勝4敗1分 0.692 西沢道夫

勝利投手 真田重蔵 4勝2敗
敗戦投手 西沢道夫 4勝2敗

三塁打 (朝)坪内

勝利打点 中谷順次 1


中谷順次、代打決勝犠飛

 朝日は初回、先頭の坪内道則がレフトに三塁打を放つが、酒沢政夫は浅い右邪飛、早川平一は三振、浅原直人も三振に倒れて無得点。

 名古屋は1回裏、先頭の石丸藤吉が四球を選んで出塁、岩本章が中前打で続いて無死一二塁、古川清蔵が送りバントを決めて一死二三塁、小鶴誠の中犠飛で1点を先制、吉田猪佐喜がレフト線にタイムリーを放ち2-0とする。


 朝日は4回、先頭の酒沢が四球を選んで出塁、早川も四球、ダブルスチールを決めて浅原は三振、ここでピッチャー西沢道夫のワイルドピッチが飛び出し1-2、小林章良が四球を選んで一死一三塁、ここでダブルスチールを決めて三走早川が生還、2-2の同点とする。なお一死二塁から大友一明の右飛で二走小林が飛び出しており、「9-6」と送球されてダブルプレー。


 朝日は6回、先頭の早川が中前打、浅原は右飛に倒れるが、小林のライト線ヒットで早川は三塁に進み、小林は二盗、この時キャッチャー藤原鉄之助が悪送球となって三走早川が還り3-2と勝ち越す。早川に本盗は記録されていない。


 名古屋は7回、一死後金山次郎が三塁線にセーフティバントを決めて出塁、西沢は四球、トップに返り石丸藤吉の遊ゴロで西沢は二封、石丸が二盗を決めて一死二三塁、岩本は四球、古川が押出し四球を選んで3-3の同点とする。


 朝日は8回、先頭の酒沢が四球で出塁、早川が送って一死二塁、浅原は歩かされ、小林も四球を選んで一死満塁、朝日の竹内愛一監督はここで大友に代えて代打に中谷順次を起用、中谷は期待に応えて決勝の中犠飛を打ち上げ朝日が4対3で接戦を制す。


 真田重蔵は5安打6四球3三振の完投で4勝目をあげる。



 朝日は4回と8回、無安打で得点を重ねた。朝日はこの試合で5盗塁を記録、名古屋のキャッチャー藤原鉄之助にはほろ苦い一日となった。



 中谷順次が代打決勝犠飛で勝利打点を記録。勿論、この当時は公式記録では犠飛は記録されておらず、当ブログがスコアカードの記載から犠飛と認定しています。




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