2016年6月16日木曜日

18年 西鉄vs阪神 2回戦


5月4日 (火) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 1 0 0 0 0 1 西鉄 3勝11敗2分 0.214 重松通雄
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 阪神 9勝7敗 0.563 若林忠志

勝利投手 重松通雄 1勝4敗
敗戦投手 若林忠志 5勝2敗

二塁打 (西)中村 (神)塚本

勝利打点 中村信一 1


重松通雄、粘りの完封

 阪神は初回、先頭の塚本博睦が右中間に二塁打を放つが、金田正泰は三振、カイザー田中義雄は三飛、山口政信も三振に倒れて無得点。

 西鉄は3回、一死後重松通雄が中前打、トップに返り中村信一は右飛に倒れるが祖父江東一郎も中前打を放って二死一二塁、しかし濃人渉は右飛に倒れて無得点。


 西鉄は5回、先頭の宇野錦次の当りは三ゴロ、これをサード玉置玉一がエラーして無死一塁、佐藤武夫が投前に送りバントを決めて一死二塁、重松は中飛に倒れて二死二塁、トップに返り中村がライトに二塁打を放って1点を先制、これが決勝点となった。


 西鉄先発の重松通雄は、初回に先頭の塚本に二塁打を許したが、2回以降4回まで三者凡退に抑え、5回は1四球無失点、6回も三者凡退。7回は先頭の山口に中前打を許し、玉置に代わる代打平林栄治の投前送りバントを二塁に送球するがセーフ、犠打と野選が記録されて無死一二塁のピンチ、しかし門前真佐人を二飛、若林忠志を二ゴロ、野口昇に代わる御園生崇男も二ゴロに抑えて無失点。8回も先頭の乾国雄に中前打を打たれるが後続を抑えて無失点。



 重松通雄は9回、二死後門前に四球、若林にもストレートの四球を与えて二死一二塁、しかしここも御園生を右飛に抑えて無失点。3安打4四球5三振の完封で今季初勝利をあげる。打っても4打数2安打で、この試合両チーム唯一のマルチヒットを記録した。終盤は走者を出し続けたが、粘りの完封劇であった。



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