2016年6月21日火曜日

18年 西鉄vs阪急 2回戦


5月8日 (土) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
1 0 0 0 0 0 3 0 0 4 西鉄 4勝11敗2分 0.267 重松通雄
1 0 0 0 0 1 0 0 0 2 阪急 7勝9敗 0.438 天保義夫

勝利投手 重松通雄 2勝4敗
敗戦投手 天保義夫 4勝3敗

二塁打 (西)野口明、重松 (急)江田

勝利打点 重松通雄 1


重松通雄、投打のヒーロー

 西鉄は5月4日の阪神戦で3安打完封を記録した重松通雄が先発、阪急は5月2日の南海戦で無安打無得点を達成した天保義夫が先発する。

 西鉄は初回、二死後濃人渉がツーナッシングから粘って四球、野口明の左中間二塁打で濃人が還り1点を先制する。


 阪急は1回裏、先頭の中村栄が四球で出塁、フランク山田伝の右前打で無死一二塁、上田藤夫の二ゴロの間に二者進塁して一死二三塁、池田久之の遊ゴロの間に三走中村が還って1-1の同点とする。


 西鉄は2回から6回まで天保に無安打に抑えられる。


 阪急は6回裏、先頭の山田が四球で出塁、上田の左前打で山田は三塁に進み、上田も二盗を決めて無死二三塁、しかし池田は三振に倒れて一死二三塁、下社邦男は四球を選んで一死満塁、仁木安がストレートの押出し四球を選んで2-1と勝ち越す。


 西鉄は7回、一死後宇野錦次が二塁に内野安打、佐藤武夫が四球を選んで一死一二塁、ここで重松がレフト線に二塁打、二走宇野に続いて一走佐藤も鈍足を飛ばしてホームに還り3-2と逆転に成功、トップに返り中村信一のライト線ヒットで一死一三塁、富松信彦の中犠飛で4-2と突き放す。
 阪急は8回から江田孝がリリーフで登板し、8回、9回を無安打無失点に抑える。



 重松通雄は7回以降を1安打無失点で切り抜け、5安打5四球1死球3三振の完投で2勝目をあげる。打っても7回に決勝の逆転二塁打を放ち、投打のヒーローとなった。



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