2016年6月5日日曜日

18年 朝日vs阪急 4回戦


5月1日 (土) 甲子園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
1 0 0 0 3 1 1 0 0 6 朝日 8勝6敗 0.571 林安夫
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 阪急 6勝7敗 0.462 森弘太郎

勝利投手 林安夫     4勝3敗
敗戦投手 森弘太郎 1勝3敗

二塁打 (朝)大友
三塁打 (朝)浅原

勝利打点 なし

猛打賞 (朝)早川平一 1 


林安夫、快心のピッチング

 朝日は初回、一死後酒沢政夫が中前打で出塁、早川平一の三ゴロをサード伊藤健一が二塁に送球するが間に合わずセーフ、一死一二塁から、浅原直人の三ゴロを伊藤がエラーする間に二走酒沢が還って1点を先制する。

 朝日は2回、一死後大友一明が左中間に二塁打を放つが後続なく無得点。3回も、先頭の坪内道則が四球で出塁し、酒沢が送って一死二塁とするがここも無得点。


 朝日は5回、二死後坪内が四球から二盗に成功、酒沢も四球を選んで二死一二塁、早川が左前にタイムリーを放って2-0、浅原の右越え三塁打で2点を追加して4-0として試合の主導権を握る。


 朝日は6回、一死後大友が中前打、広田のショートへの内野安打で一死一二塁、原秀雄の二ゴロで広田が二封されて二死一三塁、ここで原がディレードスチールから一二塁間に挟まれる隙を突いて三走大友がホームに還り5-0とダメ押す。大友に本盗は記録されていない。


 朝日は7回、二死後早川が三塁に内野安打、浅原の右前打で二死一二塁、林安夫がライト線にタイムリーを放ち6-0として試合を決める。



 朝日先発の林安夫は快心のピッチング。3回二死後、森弘太郎に中前打を許しただけで、1安打無四球完封。阪急打線を28人で抑え込み、三者凡退を8度記録する快投であった。



 9イニングで三者凡退が8度という記録は、昭和15年4月14日に阪急の浅野勝三郎が1四球無安打無得点の準完全試合を記録した時と、昭和17年5月17日に巨人の広瀬習一が1安打1四球完封した時に記録されているが、この日の林安夫は歴史上三度目となる。なお、この記録は精査している訳ではないので他に記録されている可能性があります。何れ、精査した上で真実を発表させていただきます。今は、実況中継を進めていくことを優先しますのでご了承ください。







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