2016年6月1日水曜日

三冠への道 2016 その3 カーショウ歴史的快投



 5月の月間MVP予想をお届けいたします。



 ナ・リーグ投手部門は歴史的快投を見せたクレイトン・カーショウで決まりでしょう。カーショウは今月、6試合に登板して5勝0敗、防御率0.91、65奪三振、WHIPは驚異の0.52。49回3分の2を投げて与四球は奇跡の2個。2イニングに一人しか走者を出しませんでした。


 一方、ア・リーグ投手部門は大混戦。一応、リッチ・ヒルと予想します。メジャー歴10年で通算24勝と実績に乏しいリッチ・ヒルですが、今月、6試合に登板して5勝1敗、防御率2.13、37奪三振、WHIP1.03。技巧派にはなかな票は集まらないのですが、ヒルのような突然変異には票が集まる可能性もあると見ました。昨年は独立リーグで投げていたようですから、月間MVPともなれば話題性は抜群です。クリス・セールも今月、6試合に登板して4勝1敗、防御率2.88、44奪三振、WHIP1.06で候補となります。トロントのエストラーダも2勝0敗ながら防御率2.14、33奪三振、WHIP0.83と、勝ち星は少ないものの、セイバー派の票を集めそうです。



 ナ・リーグ打撃部門は、4割を記録した3人、ワシントンのマーフィー、マイアミのオズーナ、シカゴのゾブリストの争いでしょう。これははっきり言って分かりません。マーフィーは7本塁打23打点で打率4割1分6厘、OPS1.096。オズーナは7本塁打17打点で打率4割1分1厘、OPS1.155。ゾブリストは6本塁打25打点で打率4割0分6厘、OPS1.137。11本塁打のデュバルは打率が2割台では苦しいか。当ブログは打点を重視しますので、ゾブリストと予想させていただきます。



 ア・リーグ打撃部門は引退シーズンとなったデビッド・オルティスと予想ます。オルティスは今月、9本塁打28打点で打率3割5分7厘、OPS1.180。6年ぶりの受賞と見ますがいかがでしょうか。




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