2015年11月13日金曜日

17年 巨人vs名古屋 14回戦


10月18日 (日) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 2 0 1 0 0 3 巨人     62勝25敗4分 0.713 須田博
0 0 0 0 0 2 0 0 0 2 名古屋 35勝51敗4分 0.407 石丸進一

勝利投手 須田博     21勝6敗
敗戦投手 石丸進一 14勝17敗

三塁打 (名)岩本

勝利打点 楠安夫 4


小鶴誠3失策

 巨人は初回、二死後楠安夫が中前打、一気に二塁を狙うが「8-6-4」と送球されてタッチアウト。

 巨人は3回、先頭の小池繁雄の遊ゴロをショート小鶴誠が一塁に悪送球する間に打者走者の小池が二塁に進むが、須田博は三ゴロ、トップに返り呉波の二ゴロの間に小池は三進するが、白石敏男は二ゴロに倒れてスリーアウトチェンジ。

 巨人は5回、二死後呉がバントヒット、白石の右前打をライト岩本章が逸らす間に一走呉が快足を飛ばしてホームに還り1点を先制、打者走者の白石は二塁に進み、楠安夫の遊ゴロをショート小鶴がエラーする間に二走白石も還って2-0とリードする。

 名古屋は6回、先頭の石丸藤吉が中前打で出塁、岩本が左中間に三塁打を放って1-2、古川清蔵は四球を選んで一死一三塁、吉田猪佐喜の二ゴロの間に三走岩本が還って2-2の同点に追い付く。

 巨人は7回、先頭の呉の当りは遊ゴロ、しかしショート小鶴が又もや一塁に悪送球、白石の右前打で無死一二塁、楠の一二塁間内野安打で二走呉が再び快足を飛ばしてホームに還り3-2と勝ち越す。


 須田博は4安打5四球4三振の完投で21勝目をあげる。

 名古屋戦発の石丸進一は9回を完投して8安打3四球2三振3失点であったが自責点はゼロだった。

 その要因は名古屋の4失策にある。5回の2失点はライト岩本章もとのエラーとショート小鶴のエラー、7回の決勝点もショート小鶴のエラーに端を発した。小鶴は3回にも悪送球しており3失策を記録した。

 一方、巨人の勝因は呉波の快足にあった。呉は5回、ライト岩本のエラーで一塁から一気に生還、7回には楠の内野安打で二塁から生還して決勝のホームを踏んだ。


 

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