2015年11月3日火曜日

30年ぶり ②



 それまで来日した大リーグチームは「パワー」が売り物でしたが、1981年のカンザスシティ・ロイヤルズは「スピード」を売り物にしていました。したがって、一般的には盛り上がりに欠け、興行的には成功とは言えなかったかもしれません。


 「週間ベースボール増刊 カンザスシティ・ロイヤルズの全て 必携観戦ガイド」では、八木一郎と福島良一による対談が掲載されており、「ロイヤルズは本物の‟走る野球”を見せてくれる」のタイトルが躍っています。


 ロイヤルズの‟走る野球”の下地は79年まで監督を務めたホワイティ・ハーゾクによって作り上げられたものです。ハーゾクの「ホワイティ・ボール」は80年から監督を務めたカージナルスで花開き、80年代の大リーグを席捲することとなります。




*八木一郎と福島良一による対談。




 

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