2015年11月7日土曜日

17年 阪急vs巨人 12回戦


10月15日 (木) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 2 0 0 0 0 0 0 2 阪急 44勝41敗5分 0.518 小田野柏 森弘太郎
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 巨人 61勝25敗4分 0.709 川畑博 藤本英雄

勝利投手 小田野柏 1勝1敗
敗戦投手 川畑博     0勝5敗
セーブ      森弘太郎 8

二塁打 (急)上田、中村

勝利打点 上田藤夫 1


小田野柏、4年ぶりの勝利

 阪急は初回、先頭の西村正夫が四球で出塁するが二盗に失敗、フランク山田伝が四球を選び、上田藤夫の三ゴロでランナーが入れ替わって二死一塁、 山下好一の二ゴロをセカンド坂本茂がエラー、黒田健吾が四球を選んで二死満塁、しかし小田野柏は二ゴロに倒れて無得点。2回も一死後森田定雄が四球を選ぶが無得点。

 阪急は3回、先頭の山田は遊ゴロ、この打球をショート白石敏男がエラーして無死一塁、上田の左中間二塁打で山田が快足を飛ばしてホームに還り1点を先制、山下好一は遊ゴロに倒れ、黒田の左飛で二走上田がタッチアップから三塁に進んで二死三塁、小田野が中前にタイムリーを放って2-0とする。

 阪急は4回、森田、中村栄が連続四球、巨人戦発の川畑博はここまで6四球を乱発して降板、藤本英雄が二番手のマウンドに上がる。トップに返り西村の投前バントを藤本は三塁に送球、タイミングはアウトであったがサード小池繁雄が落球して無死満塁、しかし山田は浅い中飛、上田の二ゴロは「4-6-3」と渡って追加点はならず。

 巨人打線は阪急戦発の小田野が打てず6回まで無得点。7回、先頭の伊藤健太郎が四球を選ぶと代走に林清一を起用、阪急ベンチはここで好投の小田野から森弘太郎にスイッチ、小暮力三は左飛、坂本の二ゴロで林は二封、小池も三直に倒れてこの回も無得点。


 森弘太郎は8回、9回とヒットを許しながら無失点で切り抜け、今季8個目のセーブを記録する。


 小田野柏は6回3分の0を投げて3安打4四球無三振無失点、昭和13年8月29日以来4年ぶりの勝利をあげる。本日の西宮は第一試合が清水秀雄、第二試合が小田野柏と、懐かしい顔ぶれによる勝利投手となった。






*小田野-森の完封リレー。相変わらず「小野田柏」と間違ったスタンプが押されている。





 

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