2014年10月18日土曜日

17年 阪急vs朝日 2回戦


4月22日 (水) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 阪急 9勝4敗 0.692 橋本正吾 笠松実
0 0 0 0 3 1 0 0 X 4 朝日 4勝9敗 0.308 林安夫

勝利投手 林安夫     2勝4敗
敗戦投手 橋本正吾 0勝1敗

二塁打 (朝)林
三塁打 (急)中島

勝利打点 林安夫 1


林安夫プロ入り初完封、自ら決勝打

 朝日は5回、先頭の伊勢川真澄が中前打で出塁、室脇正信が送って一死二塁、景浦賢一は四球を選んで一死一二塁、ここで林安夫が左中間に二塁打を放って1点を先制、トップに返り坪内道則がスクイズを決めて2-0、五味芳夫も左前にタイムリーを放って3-0として試合の主導権を握る。

 朝日は6回、先頭の鬼頭政一が中前打で出塁、広田修三はストレートの四球、内藤幸三に代わる代打早川平一が左前打を放って無死満塁、阪急ベンチはここで先発の橋本正吾から笠松実にスイッチ、伊勢川が中前にタイムリーを放って4-0とする。

 朝日先発の林安夫は快刀乱麻のピッチングではなかった。初回二死から黒田健吾に四球を与え、2回以降は8回まで毎回安打を許し、3回~8回まで毎回スコアリングポジションに走者を背負うが阪急に得点を与えず粘り切った。

 林は9回、先頭の笠松を三振、トップに返り中島喬を二飛、フランク山田伝を左飛に打ち取りこの試合始めての三者凡退で切り抜けて、結局8安打2四球1死球1三振でプロ入り初完封を飾る。8安打を許しながらも三番黒田健吾、四番山下好一を無安打に抑えたことが勝因である。5回には自ら決勝二塁打を放って花を添えた。







*林安夫は毎回のようにピンチを招きながら8安打無失点でプロ入り初完封を飾る。











*阪急打線は林安夫に襲い掛かったが決定打が奪えなかった。














 

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