2014年10月27日月曜日

17年 名古屋vs巨人 3回戦


4月25日 (土) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 3 0 0 0 0 0 0 3 名古屋 3勝12敗 0.200 河村章 石丸進一
4 2 0 0 3 0 0 0 X 9 巨人  10勝5敗 0.667 多田文久三 広瀬習一

勝利投手 広瀬習一 5勝3敗
敗戦投手 河村章     1勝4敗

二塁打 (名)吉田 (巨)白石、楠、伊藤
三塁打 (巨)水原、呉
本塁打 (巨)伊藤 2号

勝利打点 中島治康 2


伊藤健太郎、勝負を決めるスリーラン

 巨人は千葉茂が入営した今季、セカンドには坂本茂と三好主を併用しているがどうもパッとせず、本日のスタメンセカンドには広瀬習一を起用する。広瀬は大津商業時代、元々は内野手でした。広瀬がプロでセカンドとしてスタメン出場するのはこの日と翌26日の大洋戦だけです。

 巨人は初回、先頭の白石敏男がレフト線に二塁打、水原茂の遊ゴロの間に白石は三進、中島治康が中前に先制タイムリーを放って1-0、川上哲治は四球、ピッチャー河村章からの二塁牽制悪送球で中島は三進、楠安夫は浅い左飛に倒れて二死一三塁、ここで伊藤健太郎がレフトスタンドにスリーランホームランを叩き込んで早くも4点を先制する。

 巨人は2回、先頭の呉波がストレートの四球で出塁、多田文久三の投ゴロの間に呉は二進、トップに返り白石の三塁内野安打で一死一三塁、水原が左中間に三塁打を放ち6-0として河村をKO、石丸進一が二番手のマウンドに上がり後続を抑えた。

 名古屋は3回、一死後桝嘉一の左翼ライナーをレフト伊藤がエラー、古川清蔵が左前打、吉田猪佐喜の三塁内野安打で一死満塁、山下実が押出し四球を選んで1-6、飯塚誠の三ゴロがサード水原からセカンド広瀬に送られてフォースアウト、一塁の飯塚はセーフ、この間に三走桝がホームインするのは当然であるが、更に二走古川までもが三塁ベースを蹴ってホームに還り3点を返す。どのようなプレーだったかは不明ですが、不慣れなセカンド広瀬がもたついた可能性は否定できないでしょう。このプレーで飯塚には2打点が記録されているので単なる併殺崩れでなかったことだけは確かです。

 巨人は4回から先発の多田に代えてセカンドの広瀬をリリーフのマウンドに送り込んだ。

 巨人は5回裏、先頭の川上が四球を選んで出塁、楠の三ゴロでランナーが入れ替わり、伊藤の三ゴロの間に楠は二進、広瀬の三塁内野安打で二死一三塁、呉が右中間を破る三塁打を放って二者還り、ライト岩本章からの返球をセカンド石丸藤吉がエラーする間に呉もホームに還り9-3と突き放す。呉の記録は三塁打です。


 セカンドからリリーフのマウンドに回った広瀬習一は4回以降名古屋打線を無安打1四球2三振に抑え込み今季5勝目をあげて、神田武夫に次ぐハーラー二位に浮上した。










*広瀬習一は6イニングを無安打ピッチング。













*スタメンセカンドからリリーフのマウンドに立った広瀬習一を伝えるスコアカード。


















 

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