2012年4月20日金曜日

14年 名古屋vsタイガース 12回戦


10月14日 (土) 後楽園


1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 1 0 0 0 0 0 2 0 3 名古屋    31勝50敗4分 0.383 繁里栄
0 0 0 0 2 0 3 1 X 6 タイガース 55勝25敗2分 0.688 西村幸生 木下勇 若林忠志


勝利投手 若林忠志 22勝5敗
敗戦投手 繁里栄    12勝18敗


二塁打 (タ)堀尾、伊賀上
三塁打 (名)桝 (タ)伊賀上、岡田
本塁打 (タ)門前 3号


門前真佐人第3号ツーラン


 名古屋は2回、中村三郎、三浦敏一が連続四球、タイガース先発の西村幸生はここで無念の降板、二番手に木下勇がマウンドに上る。芳賀直一が送りバントを決めて一死二三塁、繁里栄の二塁内野安打で1点を先制する。

 タイガースは5回、先頭の富松信彦が四球で出塁、岡田宗芳の送りバントが野選を誘い無死一二塁、木下は三振、本堂保次は一飛に倒れるがジミー堀尾文人が右翼線に二塁打を放ち二者を迎え入れて2-1と逆転に成功する。

 タイガースは7回、先頭の木下が右前打を放って出塁、トップに返り本堂の中前打で無死一二塁、堀尾の遊ゴロで木下が三封されて一死一二塁、景浦将はショートへの小フライに倒れるがショート村瀬一三からの二塁送球が悪送球となる間に二走本堂は一気にホームに還って3-1、門前真佐人が左翼スタンドに第3号ツーランホームランを放って5-1とリードを広げる。

 名古屋は8回、先頭の村瀬が二遊間に内野安打、トップに返り桝嘉一が中越えに三塁打を放って2-5、石田政良が四球を選んで無死一三塁、タイガースベンチはここで木下を降ろして三番手に若林忠志を投入する。大沢清は右前にタイムリーを放って3-5、ここで当りが止まっている加藤が送りバントを試みるが捕邪飛となって失敗、中村は三振、三浦は三ゴロに倒れてスリーアウトチェンジ。

 タイガースは8回裏、一死後岡田が右中間に三塁打、若林のスクイズが内野安打になって6-3と突き放す。

 若林が9回を三者凡退に抑えてタイガースが逃げ切る。現行ルールでは木下勇に勝利投手が記録されて若林にはセーブが記録されるが公式記録では若林に22勝目が記録されている。若林は8回の一塁ランナーに出た場面でワイルドピッチで一気に三塁に走り「2-6-5」で刺されているが、走者になっても決して手を抜かない様子がうかがえる。


 翌日の読売新聞の鈴木惣太郎のコメントによると5回の堀尾の右翼線二塁打はライト加藤正二が目測を誤ったものとのこと。名古屋の敗因の一つに8回の加藤の送りバント失敗があり、そもそもあの場面で加藤に送りバントのサインが出る程調子を落としている。加藤正二は9月は猛打を爆発させて月間MVPに輝いているがこのところスランプに陥っている。




     *一走若林忠志がワイルドピッチで一気に三塁まで走って刺されたシーン。


14年 ライオンvsジャイアンツ 11回戦


10月14日 (土) 後楽園


1 2 3 4 5 6 7 8 9  計
0 2 0 0 0 0 0 0 0  2  ライオン       27勝51敗5分 0.346 近藤久 菊矢吉男 福士勇 岡本利之
0 1 0 5 7 3 0 3 X 19 ジャイアンツ 60勝20敗2分 0.750 楠安夫


勝利投手 楠安夫 6勝1敗
敗戦投手 近藤久 2勝11敗


二塁打 (ラ)水谷2 (ジ)平山2、川上


ジャイアンツ3試合連続二けた得点


 勝負になったのは3回までであった。

 ライオンは2回、先頭の室井豊が左翼線にヒット、山本尚敏のバントが内野安打となって無死一二塁、西端利郎が送って、鈴木秀雄の中犠飛で1点を先制、山本が三盗に成功、更にキャッチャー吉原正喜からの送球をサード水原茂が逸らす間に山本が還って2-0とする。

 ジャイアンツは2回裏、一死後川上哲治の三ゴロをサード岡本利之が一塁に悪送球する間に川上は二塁に進み、アチラノ・リベラ(アデラーノ・リベラ)の二ゴロの間に三進、平山菊二の中前タイムリーで1-2とする。

 ジャイアンツは4回、先頭の川上が左翼線にヒット、リベラの三ゴロでランナーが入れ替わり、平山は中前打、吉原は捕飛に倒れるが楠安夫が四球を選んで二死満塁、トップに返り白石敏男が左翼線に2点タイムリーを放って3-2と逆転、水原四球で再度二死満塁、千葉茂が押出し四球を選んで4-2、ライオンベンチはここで先発の近藤久から菊矢吉男にスイッチ、しかし中島治康が右中間に2点タイムリーを放って6-2と突き放す。

 ジャイアンツは5回、先頭の平山が右翼線に二塁打、吉原の投ゴロに平山が飛び出して刺されて一死一塁、楠は四球、白石の右前打で一死満塁、水原が押出し四球を選んで7-2、千葉も2打席連続押出し四球で8-2、ライオンは菊矢をあきらめて三番手に福士勇を投入する。5回から中島に代わってライトに入っている三田政夫が三者連続押出し四球を選んで9-2、川上が左中間に二塁打を放って二者還り11-2、リベラは遊ゴロに倒れるが平山が右中間にこの回2本目の二塁打を放ち二者を迎え入れて13-2とする。

 ライオンは6回から岡本利之が四番手投手としてサードからマウンドに上る。

 ジャイアンツは6回、先頭の白石が二塁に内野安打、水原四球、千葉の一塁内野安打で無死満塁、三田が右前に2点タイムリーを放って15-2としてなお無死一三塁、川上の一ゴロの間に千葉が還って16-2とする。

 ジャイアンツは8回、二死後三田がセンター右にヒット、川上が中前打、7回からショートに入っている井上康弘が中前にタイムリーを放って17-2、平山の中前タイムリーで18-2、最後は7回から吉原に代わってマスクを被っている永澤富士雄が中前にタイムリーで締めて19-2で圧勝する。

 楠安夫は8安打3四球2死球1三振の完投で6勝目をあげる。

 平山菊二が6打数5安打1得点4打点、1イニング2本の二塁打も記録した。白石と川上も猛打賞。

 更に控えの三田政夫が2打数2安打2得点3打点、井上康弘が1打数1安打1得点1打点と少ない出場チャンスを生かした。7回から吉原正喜に代わってマスクを被った永澤富士雄が2打数2安打1打点の活躍を見せた。永澤がキャッチャーに入ったのは吉原が突き指で休んだ8月7日のライオン戦、12、13日のセネタース戦以来のこととなります。

 ジャイアンツはこれで3試合連続の二けた得点を記録した。この間、平山菊二が16打数10安打4得点9打点で秋季シリーズ通算3割4分8厘に上げて第4位に浮上、千葉茂が12打数6安打8得点6打点で同3割5分4厘に上げて第3位に浮上、中島治康が12打数7安打4得点7打点で同3割8分6厘に上げて皆川定之を抜いて首位打者となっている。川上哲治も16打数7安打5得点8打点で同3割1分3厘に上げてようやくベストテンの第7位に顔を出してきた。










2012年4月19日木曜日

14年 名古屋vsセネタース 11回戦


10月11日 (水) 後楽園


1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11  計
0 0 0 0 0 1 0 1 0  0   0   2 名古屋      31勝49敗4分 0.388 西沢道夫
0 0 0 2 0 0 0 0 0  0   0   2 セネタース 43勝32敗7分 0.573 浅岡三郎


二塁打 (名)村瀬 (セ)横沢、柳、佐藤


延長11回引き分く


 野口二郎が遂に肩を痛めて苦しい台所事情のセネタースは浅岡三郎が頑張った。

 名古屋は初回、先頭の桝嘉一が中前打で出塁、石田政良も中前打で続いて無死一二塁、大沢清の投ゴロは「1-4-3」と渡り、更の二走桝が三塁ベースを蹴ってホームを狙うがファースト野口二郎からキャッチャー佐藤武夫に送球されてタッチアウト、「1-4-3-2」のトリプルプレーが完成した。

 1回~3回まで三者凡退のセネタースは4回、先頭の苅田久徳が四球を選んで出塁、横沢七郎は前進守備のサード芳賀直一の左を抜いて左翼線に二塁打、野口は遊ゴロに倒れて一死二三塁、尾茂田叶が四球を選んで一死満塁、ここで柳鶴震が右中間に二塁打を放って2点を先制する。

 名古屋は6回、村瀬一三三振後、桝が四球で出塁、石田の遊ゴロをショート柳がエラー、大沢が四球を選んで一死満塁、加藤正二は三振に倒れるが中村三郎が左翼線にタイムリーを放って1-2、なお二死満塁が続くが三浦敏一は三振に倒れてスリーアウトチェンジ。

 名古屋は8回、先頭の石田がバントヒット、大沢の右前打で一死一二塁、加藤は三振に倒れて二死一二塁、ここでダブルスチールを敢行するとキャッチャー佐藤からの三塁送球が悪送球となって石田が生還し2-2の同点に追い付く。

 名古屋先発の西沢道夫は6回に佐藤に二塁打を許した以降セネタース打線を無安打に抑え込み、結局11回を3安打8四球7三振で完投した。打たれた3安打は何れも二塁打であった。一方、浅岡三郎は11回を10安打4四球8三振で完投した。10安打を喫しながら二度のピンチに加藤正二を三振に打ち取る力投であった。


 セネタースが記録した三重殺は4月2日のイーグルス、6月17日のジャイアンツに続いて今季三度目となる。これまでもお伝えしているとおり、当時はランナー一二塁で投ゴロの場合、ピッチャーは三塁に送球することが多い。セネタースの場合はセカンド苅田久徳の技を活かして「1-4-3」を狙うようで、これが効を奏した訳である。





             *西沢道夫、浅岡三郎の投げ合いは延長11回引分け。






               *セネタース内野陣が記録したトリプルプレー。




2012年4月18日水曜日

ミケンズルール


 グレン・ミケンズは防御率と連動する給与体系であった。公式記録で自らに記録された自責点に疑問を持ったミケンズは公式記録員に抗議するが却下された。しかし山内以九士公式記録員は独自に大リーグの記録等を調べた結果、ミケンズの主張が正しく自分たちの解釈が間違っていることに気が付き、昭和36年から日本でも正しい自責点が記録されることとなった。

 旧来、日本の公式記録では二死後失策があった場合にそれ以降の得点には自責点は記録されないと解釈されたいた。しかし実際はアウトカウントに関係なくその失策が無かった場合にチェンジになったと判断された場合、それ以降の得点には自責点は記録されない。昭和35年の段階でグレン・ミケンズはこのルールを正く認識していたが、日本の野球界は間違った解釈をしていたのである。

 10月11日のイーグルスvsジャイアンツ戦で望月潤一は8回を完投して15失点を記録したが、スコアカードの望月の自責点の欄は空欄になっており、後から「11(6)」と書き足されている。

 旧来の日本野球界が認識していたルールでは望月の自責点は11になる。ところがミケンズルールに照らすと自責点は6となる。1回の1失点と2回の1失点は失策が絡んでいるので自責点にはならない。3回の5失点のうち1点は失策が絡んでおり自責点は4となる。5回の2失点のうち1点は失策が絡んでいるので自責点は1、8回の1失点は失策は絡んでいないので自責点1となる。

 問題は4回の5失点である。得点経過は、水原四球、千葉二失、中島の遊ゴロでランナーが入れ替わり一死、川上左飛で二死、リベラ2点タイムリー三塁打、平山中前タイムリー、吉原左越えツーランホームラン、中尾中飛でスリーアウトチェンジ。この場合、千葉の二失をイーグルスのセカンド古川正男がエラーしていなければ川上の左飛でスリーアウトチェンジになっていたはずであることから、この回の5失点は自責点ゼロとなる。したがって、3回の4自責点、5回の1自責点、8回の1自責点の合計6自責点となる。


*望月の自責点は後から「11(6)」と書かれているようだ。旧解釈では11点、昭和36年以降に導入されたミケンズルールでは6点となるので、当然昭和36年以降に書かれたものでしょう。


2012年4月17日火曜日

当てただけ


 本日の青木のレフトライナーをどう思いますか。

 NHKのスポーツニュースは「鋭い当り」と伝えていますが、あんな当てただけのバッティングのどこが鋭いのでしょうか?

 私事で大変恐縮ですが、大学3年の秋季リーグ戦(東京六大学準硬式リーグ戦です)開幕の早稲田戦第一打席(準硬は早慶戦が最終週ではありません)、早稲田のサイドハンドのエースのスライダーにバットを合わせて左中間にライナーを打ちましたがレフトに捕られました。見ようによってはいい当りにも見えたかもしれませんがバッティングとしてはタイミングを外されてバットの中心線でとらえただけの満足いかないものです。早稲田の野手から「当てただけ~~」という声が聞こえました。
 第二打席は内角シュートをレフト線に二塁打、我ながら左肘を巧くたたんで芯でとらえた快心の当りでした。二塁ベース上で早稲田の二塁手から「ナイスバッチ」と声をかけられグラブでお尻を叩かれました。


 青木のレフトライナーがタイミングを外されての当てただけのバッティングであることは見る人が見れば分かる話です。あれを公共放送が「鋭い当り」と伝えるのはいかがなものでしょうか。もっと情けないのは青木の「内容は悪くなかった」とのコメントです。もちろん青木は「タイミングを外されながら良く粘ってバットの中心線で捕えることができた」事を言っている訳ですが、「内容は悪くなかった」の部分だけを放映すれば青木があのバッティングに満足しているかのような誤解を生ぜしめるだけです。早稲田の二塁手のように、それがどんなレベルであっても、本当に内容のいいバッティングかを見抜く目を養ってほしいものです。



2012年4月16日月曜日

14年 イーグルスvsジャイアンツ 11回戦


10月11日 (水) 後楽園


1 2 3 4 5 6 7 8 9  計
0 0 0 0 1 2 0 0 1  4  イーグルス   22勝57敗1分 0.278 望月潤一
1 1 5 5 2 0 0 1 X 15 ジャイアンツ 59勝20敗2分 0.747 スタルヒン 中尾輝三


勝利投手 スタルヒン 37勝12敗
敗戦投手 望月潤一    4勝23敗
セーブ  中尾輝三 1


二塁打 (イ)寺内 (ジ)リベラ、スタルヒン、千葉
三塁打 (ジ)中島、リベラ
本塁打 (ジ)リベラ 4号、吉原 1号


リベラ3本の長打で6打点


 ジャイアンツは初回、一死後水原茂の遊ゴロをショート山田潔がエラー、二死後中島治康のセンター右奥への三塁打で1点を先制する。

 ジャイアンツは2回、先頭のアチラノ・リベラ(アデラーノ・リベラ)が右中間に二塁打、平山菊二の二ゴロの間にリベラは三進、吉原正喜の三ゴロをサード木下政文がエラーする間にリベラが還って2-0とする。

 ジャイアンツは3回、先頭の水原が四球で出塁、千葉茂の二ゴロをセカンド古川正男がエラー、中島が三遊間を破るが水原は三塁を回ったところでストップ、しかし“猛牛”千葉は二塁を蹴って三塁に突進、三塁ベースに水原と千葉が雪隠詰めになってキャッチャー伏見五郎が千葉にタッチ、「7-1-4-2」で千葉がタッチアウトとなる間に中島は二塁に進んで一死二三塁、川上哲治は一ゴロに倒れて二死二三塁、ここでリベラが左翼スタンドに第4号スリーランホームランを叩き込んで5-0、更に平山が左前打から二盗に成功、吉原が四球を選んで二死一二塁、スタルヒンが中越えに二塁打を放って二者を迎え入れて7-0とする。

 ジャイアンツは4回、先頭の水原が四球で出塁、千葉茂の二ゴロをセカンド古川がエラーと3回と全く同じパターンで無死一二塁、中島の遊ゴロで千葉は二封、川上は浅い左飛に倒れて二死一三塁、ここでリベラが3打席連続の長打となる右中間三塁打を放って9-0、平山の中前タイムリーで10-0、吉原がレフトスタンドにン今季初ホーマーを12-0とする。

 4回までスタルヒンの前に無安打に抑えられてきたイーグルスは5回、一死後古川がピッチャー強襲ヒットで出塁、望月潤一が四球を選んで一死一二塁、伏見は三振に倒れるが山田が右翼線にタイムリーを放って1-12とする。

 ジャイアンツは5回裏、一死後水原の遊ゴロをショート山田がエラー、千葉が右中間にタイムリー二塁打を放って13-1、パスボールで千葉は三進、中島の三塁内野安打で14-1とする。

 ジャイアンツは5回でスタルヒンが余裕の降板、6回から中尾輝三がマウンドに上る。

 イーグルスは6回、先頭の太田健一が四球で出塁、一死後寺内一隆が左中間にタイムリー二塁打を放って2-14、二死後5回から古川に代わってセカンドに入っている杉田屋守が左前にタイムリーを放って3-14とする。

 ジャイアンツは8回、先頭の千葉が四球で出塁、中島が左翼線にヒット、川上の右飛で千葉は三進、リベラの左犠飛で15-3とする。

 イーグルスは9回、先頭の杉田屋が四球で出塁、二死後杉田屋は二盗に成功、トップに返り岩垣二郎の右前タイムリーで4-15とするがここまで。

 5回で降板したスタルヒンが37勝目をあげる。一方、望月潤一は15失点ながら8回を完投する。


 アチラノ・リベラ(アデラーノ・リベラ)が4打数3安打3得点6打点1犠打、二塁打・三塁打・本塁打各1本の準サイクルを記録した。中島治康は5打数4安打2得点2打点、中島はこの2試合で9打数7安打、打率を3割2分8厘から3割8分8厘に上げて皆川定之を抜いて秋季シリーズ首位打者に躍り出た。

 一方、18点、15点を取ったこの2試合で水原茂は6打数0安打、4打数0安打。川上哲治は本日は5打数無安打、翌日の読売新聞は「川上がこの秋期待に反してスランプに陥っている。・・・彼はこの日も無安打に終った、而も興味のあるのは彼が5度目の打席に立つ前『5本のなしか?』と密かに独語していた事で彼がじれ抜いている結果は“自信”を失うということになっているのだ・・・」と書いている。



2012年4月15日日曜日

14年 第21節 週間MVP

今節はジャイアンツが3勝0敗、タイガースが4勝1敗、ライオンが3勝2敗、南海が3勝2敗、イーグルスが1勝2敗、金鯱が1勝2敗、名古屋が1勝3敗、セネタースが1勝3敗、阪急が1勝3敗であった。


 
週間MVP


投手部門


 ジャイアンツ スタルヒン 3


 10月1日の阪急戦で今季9度目の完封。阪急にはこれで14連勝となった。




 タイガース 若林忠志 4


 10月8日の阪急戦で今季4度目の完封。




 南海 政野岩夫 3


 10月8日の名古屋戦では今季1勝7敗と苦手にしていた繁里栄に投げ勝って今季5度目の完封。週間MVPに輝いた3投手はいずれも今節2勝を記録した。





 

打撃部門


 ジャイアンツ 千葉茂 1


 今節12打数7安打6得点4打点2四球の活躍。




 タイガース 皆川定之 2


 先月の月間首位打者。今節も打撃好調は続いて18打数7安打4得点の活躍。





 

殊勲賞


 イーグルス 亀田忠 1


 10月8日の金鯱戦で2安打完投、打っても第5号ホームランを放ちチームも11連敗でストップ。




 セネタース 佐藤武夫 2


 10月7日のイーグルス戦で2本のタイムリーを放ちチームの全得点を叩き出す。ゆで玉子パワーは健在なり。




 南海 平野正太郎 1


 10月7日のタイガース戦では先発の宮口美吉が序盤戦で4点を取られたが、リリーフに立った平野正太郎は6回3分の2を無失点で切り抜けて7対4の逆転劇の主役となった。
 翌日の読売新聞には「南海は4回以降半ば試合を投げた形で平野を交代させたが・・・」、「救援の弱冠平野の意想外の健投・・・」と書かれたおり、敗戦処理で平野がマウンドに上がったことが窺われる。何事もあきらめてはダメですね。




 


敢闘賞


 ライオン 水谷則一 1


 今節21打数7安打7得点2打点3盗塁、2四球の活躍。10月1日の金鯱戦では4打数3安打二塁打2本、三塁打1本の活躍であった。この金鯱戦から一番に起用されているが、高田勝生監督の用兵がズバリ的中した。



  ジャイアンツ 白石敏男 2

 今節13打数6安打6得点2打点2四球の活躍。10月8日のセネタース戦では5打席連続の5得点を記録する


 タイガース 本堂保次 1

 今節15打数5安打2得点6四球1盗塁、二塁打1本の活躍。



 

技能賞

 セネタース 浅岡三郎 1

 10月7日のイーグルス戦で4安打完封を飾る。


 ライオン 近藤久 1

 10月6日の南海戦で今季初完封。10連敗後2連勝を飾る。ナチュラルチェンジアップが冴えわたったようだ。