2020年6月30日火曜日

21年 ゴールドスターvs巨人 7回戦


7月22日 (月) 後楽園 

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計 
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 ゴ軍 15勝27敗1分 0.357 内藤幸三 江田孝 
0 0 1 0 0 0 3 0 X 4 巨人 31勝18敗1分 0.633 諏訪裕良 

勝利投手 諏訪裕良 5勝5敗
敗戦投手 内藤幸三 5勝13敗 

勝利打点 (巨)川上哲治 1

猛打賞 (巨)中島治康 2


諏訪裕良、1安打完封

 第13節最終日、後楽園の第1試合は内藤幸三と諏訪裕良の先発で午後1時4分、桝球審の右手が上がりプレイボール。

 ゴ軍は初回、先頭の中村信一が中前打で出塁、酒沢のニゴロでランナーが入れ替わり、坪内の三ゴロが「5-4-3」と渡ってダブルプレー。


 巨人は1回裏、山川と川上のヒットを生かせず無得点。2回も先頭の中島がヒットで出るが後続が倒れて無得点。


 巨人は3回裏、この日一番センターに起用された坂本茂が四球を選んで出塁、続く山川は三振に倒れるが、そのスリーストライク目に坂本が二盗に成功、千葉は一飛に倒れて二死二塁、ここで川上が右前に先制タイムリーを放ち1-0とリードする。


 巨人先発の諏訪は2回、3回と三者凡退。4回一死後、酒沢の捕邪飛を多田が落球してエラーが記録されるが、諏訪は酒沢を中飛に打ち取り、坪内も中飛に倒れて三者凡退。


 諏訪は5回も三者凡退に抑えてここまで15人で終える。


 ゴ軍は6回表、先頭の大友一明がストレートの四球で出塁、辻功の送りバントで初めてスコアリングポジションに走者を送り、坂本勲の遊ゴロの間に大友は三進、トップに返り中村が四球を選んで二死一三塁、しかし酒沢が右飛に倒れて無得点。


 ゴ軍は7回表、先頭の坪内が四球を選んで出塁、菊矢吉男は右飛に倒れ、坪内が二盗に成功、末崎正隆は左飛に倒れて二死二塁、内藤が四球を選び、大友に代わる代打石田光彦もストレートの四球で二死満塁、しかし辻は遊ゴロに倒れて無得点。


 巨人は7回裏、先頭の宮下信明が右前打で出塁、諏訪が四球を選んで無死一二塁、トップに返り坂本がセオリー通り三前に送りバントを決めて一死二三塁、山川の三ゴロをサード中村が一塁に悪送球する間に三走宮下に続いて二走諏訪も還って3-0、打者走者の山川は二塁に進み、続く千葉がレフト線にタイムリーを放ち4-0とリードを広げる。


 7回まで初回先頭打者の中村信一にヒットを許しただけの諏訪は8回も三者凡退のピッチング。


 諏訪裕良は9回表、先頭の坪内を遊ゴロに打ち取り、菊矢をストレートの四球で歩かせるが、末崎をニゴロ併殺に打ち取って、1安打6四球1三振でプロ入り初完封。


 諏訪(後の高野)投手のご子息は、現在は私と還暦野球「品川ベースボールクラブ」のチームメイトです。70歳を超えていますが、鋭いスウィングで打球スピードはチームNo1。血は争えません。チームの「理事」として還暦野球連盟との対応をされており、私が「理事補助」としてサポートしています。



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