7月19日 (金) 後楽園
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
1 5 4 0 0 0 0 2 0 12 グ軍 22勝19敗 0.537 松川博爾 別所昭
2 1 2 0 0 0 0 0 0 5 ゴ軍 15勝24敗1分 0.385 末崎正隆 石田光彦 江田孝
勝利投手 別所昭 5勝3敗
敗戦投手 末崎正隆 0勝1敗
二塁打 (グ)宮崎、清水、堀井 (ゴ)石田、坪内
本塁打 (グ)筒井敬三 3号
勝利打点 (グ)安井亀和 2
グ軍、上位が出て中軸が返す
第13節2日目、後楽園の第1試合は松川博爾と末崎正隆の先発で午後1時3分、国友球審の右手が上がりプレイボール。国友正一は北陸遠征で初めて球審を務めたが、関東ではこの試合が初めてとなる。
ゴ軍はここまで39試合で内藤幸三と石田光彦以外の先発は江田孝の3試合だけであった。末崎は4試合目の登板で初先発となる。
グ軍は初回、先頭の河西が四球を選んで出塁、安井の送りバントは一飛となって失敗、清水は右飛に倒れて二死一塁、山本一人監督の打席で河西が二盗に成功してチャンスを作ると、山本が右前に先制タイムリーを放ち1-0とする。
ゴ軍は1回裏、先頭の中村信一がストレートの四球で出塁、酒沢は4球ファウルで粘って右前打、坪内も左前打で続いて無死満塁、菊矢の三ゴロをサード山本はゲッツー狙いで二塁に送球、一塁はセーフで三走中村が還って1-1の同点、一死一三塁から松川のワイルドピッチで三走酒沢が還り2-1と逆転する。
グ軍は2回表、先頭の田川が四球を選んで出塁、筒井は中飛に倒れ、松川の打席で田川が二盗に成功、松川が四球で出塁すると代走に長谷川治を起用、宮崎がレフト線にタイムリー二塁打を放ち2-2の同点、トップに返り河西は四球で一死満塁、安井の初球はボール、ここまで47球投げた先発の末崎はここでライトに回り、ライト早川に代わって石田が入ってマウンドに上がり、安井が押出し四球を選んで3-2と逆転、ワンボールからの登板なので石田に与四球が記録される。なおも続く一死満塁から清水が右越えに二塁打を放ち5-2、一死二三塁から山本のニゴロの間に三走安井が還ってこの回5点、6-2とする。
グ軍は先発の松川に代打を出したので、2回から別所がマウンドに上がる。
ゴ軍は2回裏、先頭の石田が左越えに二塁打、辻功のニゴロで石田は三進、坂本勲の右前タイムリーで3-6と追い上げる。
グ軍は3回表、先頭の田川が三前にセーフティバントを決めて出塁、筒井がレフトスタンドに第3号スリーランを叩き込んで8-3、別所の遊ゴロをショート酒沢がエラー、宮崎の右前打で無死一三塁、トップに返り河西の三ゴロをサード中村が二塁に悪送球する間に三走別所が還り9-3、安井の遊ゴロで河西が二封されて一死一三塁、清水のライトライナーが犠牲フライとなって10-3と大きくリードする。
ゴ軍は3回裏、先頭の坪内がレフト線に二塁打、菊矢の左前打で無死一三塁、末崎の中前タイムリーで4-10、二死後辻の中前タイムリーで5-10と反撃する。
グ軍は8回表、先頭の宮崎が三塁に内野安打、トップに返り河西の遊ゴロでランナーが入れ替わり、安井が3球ファウルで粘って四球、清水も四球を選んで一死満塁、山本監督に代わる代打桶川隆の三ゴロをサード中村が二塁に悪送球する間に三走河西に続いて二走安井も還って12-5と突き放す。
2回からリリーフの別所昭は8イニングで10安打を許し3失点であったが味方の大量援護に守られて5勝目をマークする。
高岡でグ軍に0対26で敗れたゴ軍はこの日はよく反撃し、グ軍の10安打を上回る12安打を放ったが、守備の乱れで又も敗れ去った。
グ軍は九番宮崎が2得点、トップの河西が3得点、二番安井が2得点を記録、三番清水は3打点、四番山本監督が2打点と、役割分担が機能した。
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