7月20日 (土) 西宮
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 2 1 0 0 0 0 3 パ軍 19勝28敗2分 0.404 真田重蔵 井筒研一
4 1 4 0 2 0 2 0 X 13 タ軍 30勝16敗 0.652 渡辺誠太郎 野崎泰一
勝利投手 渡辺誠太郎 7勝7敗
敗戦投手 真田重蔵 11勝8敗
セーブ 野崎泰一 3
二塁打 (パ)森下 (タ)金田、土井垣2、御園生
勝利打点 (タ)金田正泰 4
猛打賞 (タ)金田正泰 8、土井垣武 6、御園生崇男 2
タ軍、22安打で13連勝
西宮の第1試合は真田重蔵と渡辺誠太郎の先発で午後1時10分、島球審の右手が上がりプレイボール。
パ軍は初回、先頭の木暮の当りは投ゴロ、これを渡辺がエラー、6月7日以来の出場となる富松信彦が四球を選んで一死一二塁、藤井は右飛に倒れるが、森下の三遊間ヒットで一死満塁、しかし白石のニゴロが「4-6-3」と渡ってダブルプレー。
タ軍は1回裏、先頭の呉昌征が左前打で出塁、金田正泰が左中間に先制のタイムリー二塁打を放ち1-0、土井垣も右越えにタイムリー二塁打を放ち2-0、ワイルドピッチで土井垣は三進、本堂の右犠飛で3-0、二死無走者から藤村冨美男監督が右前打、渡辺の中前打で二死一二塁、長谷川善三の右前タイムリーで1点追加してこの回4点を先制する。
タ軍は2回裏、先頭の御園生が中前打で出塁、一死後金田が右前打、土井垣が四球を選んで一死満塁、本堂の中前タイムリーで5-0とする。
タ軍は3回裏、先頭の長谷川がストレートの四球で出塁、パ軍ベンチはここで真田から井筒研一にスイッチ、高山泰夫の右前打で無死一三塁、御園生の右前タイムリーで6-0、トップに返り呉昌征のライト線タイムリーで7-0、金田の右飛で二走御園生がタッチアップから三進、呉が二盗を決めて一死二三塁、土井垣が中前に2点タイムリーを放ち9-0とする。
パ軍は4回表、一死後伊勢川が左前打で出塁、松井信勝が中前打を放って一死一二塁、井筒の三ゴロの間に二者進塁して二死二三塁、キャッチャー土井垣が二塁に牽制、捕球したセカンド本堂が三塁走者の離塁が大きいと見て三塁にに送球するが悪送球となる間に二者還って2-9とする。
パ軍は5回表、先頭の木暮が右前打で出塁、二死後森下が右中間にタイムリー二塁打を放ち3-9とする。
タ軍は5回裏、先頭の金田が三塁に内野安打、土井垣の右中間二塁打で金田が一気にホームに還り10-3、本堂の左前タイムリーで11-3と突き放す。
タ軍は7回裏、一死後金田がこの日4安打目となる中前打で出塁、土井垣、本堂が連続四球で一死満塁、藤村が左前に2点タイムリーを放ち13-3とする。
タ軍先発の渡辺誠太郎は5回で降板して7勝目。リリーフ野崎泰一は4イニングを2安打2四球3三振の無失点に抑えて3セーブ目をマークする。タ軍は渡辺-野崎の継投が多く、リリーフ野崎は全球団で最多セーブを記録しているが、大量リードで3イニング以上を投げてセーブを記録するパターンであり、リリーフの切り札という位置づけではない。
タ軍は22安打13得点で13連勝、首位の座をがっちりと守った。この間のチーム打撃成績は486打数178安打、打率3割6分6厘となる。
タ軍は粗い攻撃でもあり、パ軍守備陣が4つの併殺を決めた。内訳は「3-6-3」、「5-4-3」、「6-4-3」、「4-6-3」で、ショート白石が3つの併殺に関わった。白石は18日のタ軍戦でも5併殺を記録しており、タ軍戦での連続2試合で8併殺を記録した。公式記録としては残されていないが、同一カード2試合での最多併殺記録であると考えられる。
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