2019年9月17日火曜日

21年 パシフィックvsセネタース 2回戦


5月5日 (日) 後楽園 

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計 
4 1 0 0 0 0 0 2 0 7 パ軍 4勝3敗 0.571 湯浅芳彰 
0 0 0 0 0 0 1 0 0 1 セ軍 3勝4敗 0.429 白木義一郎 黒尾重明 

勝利投手 湯浅芳彰     1勝0敗
敗戦投手 白木義一郎 2勝2敗 

二塁打 (パ)湯浅、小島
三塁打 (パ)富松

勝利打点 (パ)森下重好 2


打撃好調パ軍快勝

 後楽園の第1試合は午後1時7分、島秀之助主審の右手が上がりプレイボール。

 打撃好調のパシフィックは初回、先頭の富松の当りは左飛、これをレフト長持が落球、木暮は内野安打、辻井が左前打を放って無死満塁、小島は遊飛に倒れるが、森下が左前に2点タイムリー、ダブルスチールにキャッチャー熊耳の三塁悪送球が加わり辻井が生還、一死三塁から伊勢川の遊ゴロの間に三走森下が還ってこの回4点を先制する。


 セネタースは1回裏、横沢と大下が四球を選んで一死一二塁とするが後続なく無得点。


 パ軍は2回表、先頭の湯浅が左中間に二塁打、トップに返り富松の二ゴロの間に湯浅は二進、木暮の中犠飛で5-0とする。


 セ軍は2回裏、一死後上口が打撃妨害で出塁、根津が左前打を放って一二塁、白木は中飛に倒れるが、トップに返り横沢が四球を選んで二死満塁、しかし鈴木清一は三振に倒れて無得点。


 セ軍は3回裏、先頭の大下がライト線にヒット、一死後長持がストレートの四球で一二塁、しかし熊耳、上口が連続三振に倒れてこの回も無得点。


 セネタースは序盤に反撃機を作りながら3回まで7残塁の拙攻。


 パ軍は4回まで6安打を許した先発の白木に代えて、5回から黒尾をマウンドに送る。


 パ軍は5回表、黒尾の代わり端を捕らえて先頭の小島がレフト線に二塁打、一死後伊勢川、松井が連続四球で満塁、しかし黒尾が粘って平野徳松は三振、湯浅も二ゴロに倒れて無得点。


 セ軍は7回裏、先頭の鈴木に代わる代打大木薫四郎が左前打で出塁、大下は二飛に倒れ、飯島の投ゴロの間に大木は二進、長持が右前にタイムリーを放ち1点を返す。


 パ軍は8回表、一死後平野が右前打で出塁、湯浅は四球を選んで一死一二塁、トップに返り富松が右中間に三塁打を放って2点を加え試合を決める。


 パシフィックはエース真田を明日の阪急戦に温存して、これまで代打で活躍してきた湯浅芳彰がプロ入り初登板初先発。湯浅は9安打6四球5三振の完投で初勝利を飾る。セネータースの14残塁の拙攻に助けられたの感が強い。


 湯浅芳彰は滝川中学時代、三田政夫、田中幸男(成豪 注:「選抜高等学校野球大会50年史では「幸男」と記載されている)、伊東甚吉らと共に甲子園で活躍、卒業後は満州に渡り昭和製鋼時代は都市対抗でも活躍した。


 なお、2019年9月17日現在、三田政夫の「Wikipedia」には当ブログが「参照」として引用されている。「Wikipedia」の規定では、私的なブログは「参照」として掲載してはいけないことになっているようで、多くの選手から当ブログの「参照」は削除されている。しかし、全てはチェックされていないようで、現在においても当ブログも把握していない範囲で当ブログが「参照」として掲載されているケースは多い。当ブログでは、「Wikipedia」への書き込みや編集は一切行っておらず、今後も行う予定はありません。



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