4月11日 (日) 後楽園
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 西鉄 1勝3敗 0.250 野口二郎 重松通雄
4 0 1 0 0 0 1 0 X 6 巨人 1勝3敗 0.250 藤本英雄
勝利投手 藤本英雄 1勝1敗
敗戦投手 野口二郎 1勝1敗
二塁打 (西)中村民雄 (巨)青田、呉
本塁打 (巨)中島 1号、伊藤 1号
勝利打点 坂本茂 1
打賞 (巨)呉昌征 2、坂本茂 1
藤本英雄、141球の熱投
巨人は初回、先頭の呉昌征が中前打で出塁、坂本茂の2球目に呉が二盗に成功、直後の3球目を坂本がライトにタイムリー、1点を先制する。白石敏男は二飛に倒れるが、四番・青田昇がライト線に二塁打を放って一死二三塁、中島治康の遊ゴロをショート濃人渉がエラー、二人の走者は動かず一死満塁、伊藤健太郎は遊飛に倒れて二死満塁、ここで多田文久三が右前に2点タイムリーを放って3-0、なお二死一三塁からダブルスチールを決めて4-0とする。
巨人は3回、先頭の中島がレフトポール際にホームラン、5-0とする。
巨人は7回、二死後伊藤がレフトスタンドにホームラン、6-0とする。
西鉄は9回、一死後山田秀夫が四球を選んで出塁、重松は中飛に倒れるが、山田が二盗を決めて二死二塁、富松信彦の中飛をセンター呉が落球、1-6と1点返すがここまで。
藤本英雄は西鉄打線を2安打に抑えて完投したが8四球、しかし奪三振は11個であった。投球数は141球、2年目を迎えてピッチングスタイルを変えてきたか。
呉波から呉昌征に改名した呉が早くも今季2度目の猛打賞、二番に起用された坂本茂も猛打賞を獲得して勝利打点を記録した。
中島治康は本塁打と本盗を記録した。一試合で本塁打と本盗を記録したケースが過去にあったのかは調べていないので不明。昭和11年以降の本塁打と昭和12年以降の本盗の記録は全て把握していますので、昭和12年以降に限定すれば調べるのは可能です。
巨人は9盗塁、西鉄は3盗塁で合計12盗塁が乱れ飛んだ。呉昌征が3盗塁、坂本茂、多田文久三、西鉄でも山田秀夫が2盗塁を記録した。
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