甲子園中継を見ている方はお気付きと思いますが、甲子園のネット裏最前席は少年野球選手に乗っ取られました。
これまで最前席と言えば「ラガーさん」の独擅場でしたが、今年から「ラガーさん」は三塁側に追いやられました。「8号門クラブ」がネット裏席を独占する状況には批判が殺到していましたので、高野連が「少年野球」をダシに使って「8号門クラブ」の排除に乗り出した訳です。
「少子化の影響で少年野球選手の数が減っていることから子供たちに間近で高校野球を観戦してもらい、野球振興につなげることが狙い。」とされていますが、ダシに使われた野球少年の方がいい迷惑でしょうね。今後「ドリームシート」の奪い合いに拍車がかかることは目に見えています。こんなことで野球人口が増えると考えているのは一部の「既得権」に乗っかっている人だけでしょう。
「異様な光景」と言えば、試合結果にも表れています。本日までの15試合で、西が11勝で東は僅か4勝。当ブログでは常々、「近年の高校野球は‟東高西低”が顕著であり、今後もこの傾向が続く」と指摘させていただき的中してきました。ところがぎっちょん、茨城、群馬、東京、埼玉、山梨が1回戦で姿を消し、近年の関東最弱県に零落れていた千葉県の木更津総合だけが勝ち上がっています。
ネット裏最前席の「異様な光景」にいち早く反応したのが関東勢のようです(笑)。
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