2016年3月26日土曜日

18年 朝日vs阪神 1回戦


4月11日 (日) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
4 0 2 0 1 0 0 0 0 7 朝日 3勝1敗 0.750 真田重蔵
0 0 0 0 0 0 1 2 0 3 阪神 3勝1敗 0.750 御園生崇男 中原宏

勝利投手 真田重蔵     2勝0敗
敗戦投手 御園生崇男 0勝1敗
二塁打 (朝)坪内、浅原 (神)門前2
三塁打 (朝)浅原

勝利打点 浅原直人 2

猛打賞 (朝)浅原直人 1


真田重蔵、プロ入り初完投

 朝日は初回、先頭の坪内道則が中前打で出塁、酒沢政夫の三前送りバントをサード玉置玉一がお手玉、犠打とエラーが記録されて無死一二塁、早川平一の遊ゴロをショート大橋棣が二塁に送球するがセーフ、野戦となって無死満塁、このチャンスに四番・浅原直人がセンター右奥に走者一掃の三塁打を放ち3点を先制、広田修三の三ゴロの間に浅原も還って4-0とする。プロ入り初先発の真田重蔵にはビッグプレゼントとなった。

 朝日は3回、先頭の早川が四球で出塁すると、又も浅原が左中間を破る二塁打で早川を迎え入れて5-0、阪神ベンチは先発の御園生崇男を下げて、ルーキーの中原宏をマウンドに送る。広田の三前バントが内野安打となり、サード玉置からの一塁送球が悪送球となる間に浅原が還り6-0とする。

 朝日は5回、先頭の浅原が四球で出塁、広田の遊ゴロをショート大橋がエラーして無死一三塁、小林章良の左犠飛で7-0、着々と加点する。

 大量リードを背にプロ入り初先発の真田重蔵は快投、2回は先頭の山口政信に四球、カイザー田中義雄に中前打を許して無死一二塁のピンチを迎えるが動じず、門前真佐人のピッチャーライナーをはっしと掴むや一塁に送球し飛び出していた田中を刺してダブルプレー、巧打の御園生を歩かせ、乾国雄を三振に打ち取る味な投球を見せる。5回には先頭の乾に中前打を許すが、大橋を左飛、トップに返り塚本博睦を遊ゴロ併殺に打ち取り、6回まで無失点を続ける。

 阪神は7回、先頭の田中が左前打、門前真佐人が右中間に二塁打を放って田中が還り1点を返す。

 更に阪神は8回、一死後金田正泰が二失に生き、玉置が中前打、山口の投ゴロの間に二者進塁して二死二三塁、田中が四球を選んで二死満塁、門前が押出し四球を選び2-7、中原の一ゴロをファースト広田がエラーする間に三走玉置が還って3-7、乾に代わる代打野口昇は一飛に倒れて反撃もここまで。

 真田重蔵は9回、8回の守備からショートに入っていたプロ入り初出場のルーキー武智修を遊ゴロ、トップに返り塚本を三振に打ち取り、金田に三塁内野安打、玉置にも三塁内野安打を許して二死一二塁とするが、最後は山口を三振に打ち取りプロ入り初完投。


 この試合の打のヒーローは浅原直人であった。初回に満塁走者一掃の三塁打、3回にもタイムリー二塁打を放ち、4打数3安打3得点4打点の活躍を見せた。


 真田は重い剛球と懸河のドロップで9安打5四球6三振3失点、自責点1の完投で2勝目をあげる。終盤の失点は勝負あったと見て手を抜いたのか、既にベテラン並みの投球を見せている。NHK大河ドラマが「真田丸」の年に当ブログに真田が登場、出来過ぎていますね(笑)。


 

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