2014年11月5日水曜日

17年 南海vs阪急 3回戦


4月27日 (月) 甲子園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 2 1 0 0 3 0 0 2 8 南海 13勝5敗 0.722 神田武夫
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 阪急 12勝5敗 0.706 笠松実 橋本正吾

勝利投手 神田武夫 9勝1敗
敗戦投手 笠松実     5勝1敗

二塁打 (南)岡村、岩本、神田
三塁打 (南)柳

勝利打点 岡村俊昭 3

猛打賞 (南)岩本義行(4安打) 2、神田武夫 1、柳鶴震 1


52勝ペース

 南海は11連投の後、1日休んで休養十分の神田武夫が先発。

 南海は2回、先頭の岩本義行がセンター左にヒット、岡村俊昭が右中間に二塁打を放ち岩本を迎え入れて1点を先制、中野正雄は遊飛、八木進は三振に倒れるが神田が中前打を放ちセンターフランク山田伝が逸らす間に二走岡村も還りワンヒットワンエラーが記録されて2-0とする。

 南海は3回、一死後北原昇が四球を選んで出塁、岩本のレフト線二塁打で北原が還り3-0とする。

 一方、南海先発の神田は3回まで阪急打線を三者凡退に抑えるパーフェクトピッチング。


 南海は4回、一死後神田が中前打、柳も左前打で続いて一二塁、トップに返り国久松一は二飛に倒れるが、猪子が中前打、二走神田は三塁ベースを蹴ってホームに突っ込むがセンター強肩山田からのバックホームにタッチアウト。

 神田はその裏、呼吸が乱れたか山下好一にこの日唯一の被安打となる右前打を許す。

 南海は6回、一死後八木が右前打、神田が3打席連続ヒットとなる右翼線二塁打を放って一死二三塁、柳も3打席連続ヒットとなる右中間三塁打を放って5-0、トップに返り国久が右前にタイムリーを放ち6-0と中押す。

 南海は9回、二死後岩本が四球を選んで出塁、岡村が三前にバントヒット、中野が左前にタイムリー、これをレフト山下好一が逸らす間に一走岡村も還って8-0とダメ押す。


 4回にこの日唯一のヒットを許した神田武夫は5回、6回を三者凡退、7回は先頭の黒田健吾を四球で歩かせるが山下好一を遊ゴロ併殺に打ち取る。8回、9回も三者凡退に抑えた神田は1安打2四球2三振で今季4度目の完封、9勝目をあげる。まだ4月ですが。南海はこの日で18試合目、今シーズンは105試合が予定されているので、このペースでいくと神田は52勝を記録することとなる。


 南海は全員刺殺を記録した。一塁手の刺殺は当たり前、キャッチャーも三振で刺殺が記録されるので容易い。外野手も飛球を捕球すれば刺殺が記録されるので1球も打球が飛んでこないことはあまりない。三飛も邪飛を含めてよくあるので、二飛と遊飛があればピッチャー以外の刺殺は驚くこともない、問題はピッチャーで、マウンド付近にフライが上がると普通はサードかファーストが捕りに来るが、7回に日比野武がマウンド付近に打ち上げた飛球をピッチャー神田が捕球して全員刺殺を記録することとなった。なお、この試合では二飛又は二直は記録されておらず、セカンド北原昇の刺殺は「6-4」の封殺と「6-4-3」のピボットプレーで記録されたものである。




*神田武夫は今期4度目の完封で9勝目をマークする。南海はこの日で18試合目となるが神田は14試合に登板している。南海は今季105試合を予定しているので、このペースでいくと神田は52勝を記録することになる。






*阪急の1安打に対して南海は17安打を記録した。





















 

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