2014年11月4日火曜日

17年 朝日vs阪神 3回戦


4月27日 (月) 甲子園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 朝日 6勝11敗 0.353 林安夫 山本秀雄 斉藤忠二
1 2 0 3 0 0 1 1 X 8 阪神 7勝9敗1分 0.438 藤村隆男
 
勝利投手 藤村隆男 2勝0敗
敗戦投手 林安夫     2勝5敗

二塁打 (神)大島武、野口昇、松本
三塁打 (神)塚本2、松尾

勝利打点 松尾五郎 2

猛打賞 (神)塚本博睦 1、野口昇 1


ファインプレー賞 (神)御園生崇男 1


塚本博睦、2打席連続三塁打

 阪神は初回、先頭の塚本博睦が右中間に三塁打、松尾五郎の三ゴロの間に三走塚本が還って1点を先制する。

 阪神は2回、先頭の大島武が左中間に二塁打、藤村隆男が送って一死三塁、野口昇が左中間に二塁打を放って2-0、トップに返り塚本が左中間に2打席連続三塁打、3-0とリードを広げる。

 朝日は3回から先発の林安夫を下げて山本秀雄をマウンドに送る。

 阪神は3回も先頭の土井垣武が右前打で出塁、一死後松本貞一の二ゴロでランナーが入れ替わり松本が二盗を試みるがキャッチャー伊勢川真澄からの送球にタッチアウト、伊勢川は又も盗塁を刺して補殺を記録した。

 阪神は4回、先頭の大島武が右翼線にヒット、藤村が2打席連続の送りバントを決めて一死二塁、野口昇の中前打で一死一三塁、トップに返り塚本が右前にタイムリーを放ち4-0、パスボールで一死二三塁、ここで三走野口昇が単独ホームスチールに成功して5-0、二走塚本は動いていないので虚を突いたもののようだ。更に松尾が左越えに三塁打を放って塚本を迎え入れ6-0とする。朝日はここで山本から三番手の斉藤忠二にスイッチ、カイザー田中義雄は二飛、土井垣は中飛に倒れてスリーアウトチェンジ。

 阪神は7回、二死後土井垣が左前打、ピッチャー牽制悪送球の間に一気に三塁に進み、御園生崇男が四球を選んで二死一三塁、ここで御園生がディレードスチール、タッチアウトとなる間に三走土井垣が還って7-0とする。朝日のキャッチャーはこの回から伊勢川に代わり外野手登録の早川平一がマスクを被っている。ベテラン御園生は不慣れな早川の虚を突いてディレードスチールに出たのであろう。土井垣が生還して御園生の狙いはズバリ的中した。御園生には盗塁失敗、早川には補殺が記録されている。

 阪神は8回、先頭の松本がライト線に二塁打、大島武は二飛に倒れるが藤村が左前打を放って一死一三塁、野口昇が中前にタイムリーを放ち8-0とする。

 藤村隆男は2安打5四球5三振で今季2度目の完封、2勝目をあげる。藤村は4月7日の2回戦でも朝日を2安打完封している。


 阪神打線は6本の長打を放ったが、中でも塚本博睦が2打席連続三塁打を記録した。トップを打つ塚本は5打数3安打2得点2打点、七番大島武が4打数2安打2得点、九番野口昇が4打数3安打2得点2打点を記録。主軸では四番土井垣武が3打数2安打しただけで三番カイザー田中義雄と五番御園生崇男は無安打、脇役の活躍で阪神が快勝した。








*藤村隆男は2回戦に続いて朝日を2安打完封、2勝目をあげる。















*阪神のトップバッター塚本博睦が2打席連続三塁打を記録した場面。

















 

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