2014年11月12日水曜日

17年 巨人vs大洋 4回戦


4月29日 (水) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 2 0 0 0 0 3 0 5 巨人 12勝6敗 0.667 中尾輝三
0 0 2 0 0 0 0 0 0 2 大洋 10勝8敗1分 0.556 野口二郎

勝利投手 中尾輝三 4勝3敗
敗戦投手 野口二郎 5勝3敗

二塁打 (巨)水原、伊藤 (大)苅田

勝利打点 白石敏男 1

猛打賞 (巨)水原茂 1、伊藤健太郎 2


水原茂と伊藤健太郎が猛打賞

 巨人は3回、二死後水原茂が右中間に二塁打、楠安夫が左前に先制タイムリーを放ち1-0、川上哲治が四球を選んで二死一二塁、中島治康の二遊間内野安打の間に二走楠が還って2-0とする。

 名古屋は3回裏、一死後野口明が左前打で出塁、織辺由三は三振に倒れるがトップに返り中村信一が四球を選んで二死一二塁、苅田久徳が左中間に二塁打を放て二者を迎え入れ2-2の同点に追い付く。

 巨人は8回、先頭の伊藤健太郎が右中間に二塁打、呉波の送りバントが野選を誘い無死一三塁、坂本茂が四球を選んで無死満塁、中尾輝三の一ゴロをファースト古谷倉之助がバックホームして三走伊藤は本封、トップに返り白石敏男が左前に2点タイムリー、レフト村松長太郎がこの打球を後逸する間に一走中尾まで還って5-2とする。


 中尾輝三は大洋に8四球を与えたが2安打に抑え完投で4勝目をあげる。中尾はこの2年ほどでコントロールが上達しかつてのノーコン剛腕のイメージは薄れていたが本日は久々に本領を発揮した。


 巨人打線は苦手とする野口二郎に襲い掛かり11安打を記録、水原茂と伊藤健太郎が猛打賞を獲得した。しかしながら6四球を得ながら12残塁と効率の悪い攻撃でもあった。





 

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