2021年8月9日月曜日

山田潔、2度目の1試合16守備機会

 実況のとおり昭和21年9月7日、グレートリングvs巨人戦で巨人の遊撃手山田潔が7刺殺、9補殺で1試合16守備機会を記録した。

 一般に、遊撃手の1試合最多守備機会記録は吉田義男の「15」と言われている。

 当ブログは、2013年1月19日付「一試合最多守備機会」で、昭和15年8月8日のイーグルスvs金鯱戦でイーグルスの山田潔が刺殺9個、補殺7個で守備機会16個という記録を達成したことをお伝えした。

 そして、巨人に移った山田潔が昭和21年9月7日に2度目の1試合16守備機会を記録したのである。両試合とも延長10回の試合であったが、山田の記録は両試合とも9回までに達成されているので延長戦に助けられたものではない。

 一試合最多守備機会記録は公式記録ではないので、吉田義男の15個であろうが、山田潔が2度記録した16個であろうが、吉田と山田が守備の名手であることに変わりはない。


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