2021年8月10日火曜日

21年 ゴールドスターvsパシフィック 7回戦

9月8日 (日) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9  計
0 0 0 3 0 0 0 0 0  3  ゴ軍 29勝43敗1分 0.403 石田光彦 江田孝 
1 0 0 3 1 4 2 0 X 11 パ軍 30勝42敗2分 0.417 真田重蔵

勝利投手 真田重蔵 17勝15敗 
敗戦投手 石田光彦 12勝16敗

二塁打 (パ)白石
三塁打 (パ)中谷
本塁打 (パ)中谷順次 2号、真田重蔵 1号、藤井勇 2号、辻井弘 1号

勝利打点 (パ)中谷順次 1


石田光彦、最後の投球

 後楽園の第1試合は石田光彦と真田重蔵の先発で午後1時丁度、島球審の右手が上がりプレイボール。

 ゴ軍はは初回、一死後田中宣顕が一二塁間にヒット、しかし酒沢の右飛に田中は戻れずライト藤井からファースト辻井に送球されてダブルプレー。辻井は7月13日の巨人戦以来の出場となるが、最初のプレーはライト藤井からの送球を受けての刺殺であった。

 パ軍は1回裏、先頭の白石がレフト戦に二塁打、小暮の右飛で白石はタッチアップから三進、藤井の右犠飛で1点を先制する。

 ゴ軍は4回表、田中、酒沢の連続四球で無死一二塁、坪内の右前タイムリーで1-1の同点、一走酒沢は三塁に進み、ライト藤井からの返球をピッチャー真田が後逸する間に打者走者の坪内も二塁に進んで無死二三塁、石田が右中間に逆転の2点タイムリーを放ち3-1とリードする。

 パ軍は4回裏、先頭の小暮が中前打、藤井のライト線ヒットで無死一三塁、森下は三振に倒れて一死二三塁、中谷がレフトスタンドに逆転スリーランを叩き込んで4-3とする。

 パ軍は5回裏、一死後真田がレフトスタンドにホームランを叩き込んで5-3とする。

 パ軍は6回裏、先頭の藤井がライトスタンドにホームランを叩き込んで6-3、一死後中谷の三ゴロをサード中村信一が一塁に悪送球、伊勢川の三遊間ヒットで一死一二塁、辻井がライトスタンドにスリーランホームランを叩き込んで9-3とする。

 パ軍はここまで残塁0で9得点。

 ゴ軍は7回から石田に代えて江田孝をリリーフのマウンドに上げる。

 パ軍は7回裏、一死後小暮がストレートの四球で出塁、二死後森下が左前打、レフト坂本勲がファンブルして二死二三塁、中谷が右中間に2点タイムリー三塁打を放ち11-3とする。

 真田重蔵は4安打6四球3三振の完投で17勝目をマーク、白木、丸山とハーラートップに並ぶ。

 パ軍は中谷、真田、藤井、辻井が4本塁打を記録、打たれたのはすべて石田光彦であった。プロ野球初年度から投げ続けてきた石田の最後の投球である。

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