0	0	0	3	0	0	0	1	3	7				グ軍	47勝27敗1分	0.635	丸山二三雄 
0	0	0	0	0	0	0	2	0	2				阪急	41勝40敗	0.506	野口二郎
勝利投手	丸山二三雄	17勝11敗 
敗戦投手	野口二郎      9勝11敗
二塁打 (グ)別所、木村、宮崎、河西
三塁打 (急)荒木
勝利打点 (グ)別所昭 3
猛打賞 (グ)田川豊 4
別所が代打決勝打
 第20節4日目の西宮も第1試合は午前11時8分開始。この試合は午後零時34分に終了し、第2試合の開始は午後4時50分となる。明日の5日目も第1試合は午前11時9分開始で第2試合は午後4時35分開始。昼間の時間は西宮休場が使えない事情があったのか。第21節は関西では試合は行われず後楽園のみで行われる。西宮球場で進駐軍の行事が行われた可能性も考えられる。何せ占領国ですから。ということで、2021年8月12日に第2回ワクチン接種の後、午後2時から東京都立図書館を予約しましたので調べてきます。
 西宮の第1試合は丸山二三雄と野口二郎の先発で午前11時8分、二出川球審の右手が上がりプレイボール。
 グ軍は4回表、先頭の河西が左前打で出塁、田川が中前打で続いて無死一二塁、山本一人監督は中飛、堀井は遊飛に倒れて二死一二塁、ここで岡村に代わって代打に別所が登場、別所は期待に応えて左中間に2点タイムリー二塁打を放ち2-0、筒井が右前にタイムリーで続いて3-0とする。
 グ軍は8回表、二死後堀井が四球を選んで出塁、木村勉が左中間にタイムリー二塁打を放ち4-0とする。木村は4回の攻撃で岡村に代打別所が起用された後にセンターに入っていた。
 阪急は8回裏、先頭の日比野がストレートの四球で出塁、大平茂は一飛に倒れるが、荒木茂が左中間にタイムリー三塁打を放ち1-4、トップに返り山田伝の中前タイムリーで2-4と追い上げる。
 グ軍は9回表、先頭の宮崎が四球で出塁、トップに返り安井は一邪飛に倒れるが、河西の中越え二塁打で一死二三塁、田川の左前タイムリーで5-2、山本も左前タイムリーを放ち6-2、堀井も中前タイムリーを放ち7-2と突き放して試合を決める。
 丸山二三雄は8安打3四球1死球4三振の完投で17勝目をマーク、白木義一郎とハーラートップタイに並ぶ。
 昨日の敗戦で一日天下で二位に落ちたグ軍は再び勝率でタ軍を抜いてトップに立ち、第2試合の結果を待つ。
 野口二郎は第1打席で三塁に内野安打、その後は凡退で、辛うじて連続試合ヒット記録を継続した。
 8回に貴重な追加点を叩き出した木村勉は地味ながら渋い活躍を続けている。今季ここまで打率は2割6分2厘。直近10試合では25打数5安打ながら6打点と勝負強さを見せている。優勝するチームには必ずこういう選手がいるもの。木村勉は戦後復活初年度のグレートリングと2リーグ分裂初年度の松竹で優勝に貢献するのである。三振の少なさが特徴で、通算4,000打数以上で202三振は、現時点でプロ野球史上最少記録である。
 
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