2017年8月15日火曜日

サイクルスチール


 お伝えしたとおり、昭和18年10月4日、朝日の坪内道則が巨人戦でサイクルスチールを記録しました。

 過去のサイクルスチールは

 昭和12年8月29日 ライオン 柳沢騰市 対金鯱戦
 昭和13年6月1日  イーグルス 漆原進 
対ライオン戦
 昭和17年9月16日 大和   玉腰忠義 対巨人戦


の3度で、坪内は史上4度目の達成となります。過去の実況中継でお伝えしておりますのでご確認ください。

 「fj.rec.sports.baseball FAQ」というサイトによると、この後、一リーグ時代では昭和23年9月6日、大洋の本堂保次が巨人戦で記録することになります。

 その後、二リーグ時代に突入して11度記録されているようです。昭和54年6月5日、日ハムの島田誠が西武戦で達成したのを最後に、37年間達成されていないようです。


*昭和23年にサイクルスチールを達成することとなる大洋時代の本堂保次の直筆サインカード。






*現在のところ最後のサイクルスチール達成者・島田誠の直筆サインカード。


 

2 件のコメント:

  1. セ・リーグでは、国鉄の土屋伍郎が、昭和28年4月9日の名古屋6回戦(後楽園・1回裏)で記録して以来、60年以上もサイクルスチールは成功されていません。
    島田誠のサイクルスチールは映像として残されていて私は見たことがあります。島田に対するは新人森繁和と老雄野村克也のバッテリーで、当時はもうフリーパス状態だった野村から容易く二盗三盗を奪い、最後は本盗に泡を食った森が暴投してサイクルスチールとなりましたが、あとで先輩選手から「生意気にノムさんから盗塁するな」とドヤされたそうですが......

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    1. 島田が福本に最も迫ったのがサイクルスチールを達成した1979年、この3個を含めて盗塁数を55個まで伸ばしましたが福本が60個。福本が衰えていよいよ島田時代到来かと思われたところに大石大二郎が登場して、結局盗塁王のタイトルは獲れませんでした。

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