10月12日 (火) 後楽園
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 1 0 0 0 0 0 0 0 1 朝日 36勝30敗6分 0.545 内藤幸三
0 1 0 0 0 0 0 2 X 3 阪急 27勝44敗2分 0.380 天保義夫
勝利投手 天保義夫 10勝13敗
敗戦投手 内藤幸三 7勝10敗
二塁打 (急)伊藤
勝利打点 天保義夫 1
天保義夫、1失点完投で10勝目
朝日は2回、一死後大友一明が中前打で出塁、田中雅治の右前打で大友は三塁に進み、ライト三木久一から三塁に送球される間に打者走者の田中も二塁に進んで一死二三塁、早川平一は四球で一死満塁、内藤幸三のニゴロ併殺崩れの間に三走大友が還って1点を先制する。
阪急は2回裏、一死後安田信夫が四球を選んで出塁、伊藤健一もストレートの四球で一死一二塁、中村栄の二遊間ヒットで一死満塁、トップに返り山田伝の三ゴロ併殺崩れの間に三走安田が還って1-1の同点、朝日と同じような得点経過であった。
この後は朝日先発の内藤幸三と阪急先発の天保義夫が無失点ピッチングを続けて試合は8回へ。
阪急は8回裏、先頭の上田藤夫が四球を選んで出塁、三木が送って一死二塁、笠石徳五郎に代わる代打高橋敏がライト線にヒットを放ち一死満塁、高橋の代走に仁木安を起用、天保が左前にタイムリーを放って2-1と勝越し、安田も左前にタイムリーで続き3-1と突き放す。
天保義夫は9回も三者凡退に抑えて、7安打2四球5三振の完投で10勝目をあげる。
内藤幸三も7安打で8回を完投したが、8四球を出したことが敗因となる。先制点も決勝点も四球で出した走者がホームに還ったものであった。
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