2017年8月29日火曜日

18年 南海vs巨人 11回戦


10月12日 (火) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 南海 24勝47敗2分 0.338 政野岩夫 長沼要男
0 0 0 0 2 0 0 3 X 5 巨人 47勝24敗2分 0.662 須田博

勝利投手 須田博     8勝3敗
敗戦投手 政野岩夫 0勝1敗

勝利打点 多田文久三 5


須田博、約半年ぶりの完封

 南海は昭和15年に応召された政野岩夫が帰還後3回目の登板、巨人は須田博が病気療養から復帰後2回目の登板。

 政野は序盤快調なピッチングを見せ、初回は三者凡退、2回二死後多田文久三に四球を与えるが多田の二盗をキャッチャー八木進が刺し、3回、4回も巨人打線を三者凡退に抑える。

 巨人は5回、先頭の四番・小暮力三が右前打で出塁、小暮が二盗を決め、青田昇の投前送りバントをピッチャー政野が三塁に送球するがセーフ、野選が記録されて無死一三塁、多田文久三がセンター右にタイムリーを放って1点を先制、坂本茂も左前にタイムリーを放ち2-0とする。南海ベンチはここで先発の政野から長沼要男にスイッチ、長沼が後続を抑える。

 巨人は8回、先頭の小池繁雄が左前打で出塁、須田が送りバントを決めて一死二塁、トップに返り呉昌征が三前にバントヒットを決めて一死一三塁、白石敏男が左前にタイムリーを放って3-0、不振の中島治康も左前打で続いて一死満塁、小暮は三邪飛に倒れるが、青田が左前に2点タイムリーを放って5-0として試合を決める。

 須田博は5安打1四球6三振で5月19日の阪急戦以来となる今季2度目の完封、8勝目をあげる。

 須田が復帰して藤本の負担が軽くなった巨人は独走態勢を確定させた。

 

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