2017年4月13日木曜日

18年 西鉄vs阪急 7回戦


8月8日 (日) 甲子園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
1 0 0 3 0 0 0 0 2 6 西鉄 19勝29敗5分 0.396 近藤貞雄 野口二郎
0 0 0 0 0 1 0 0 0 1 阪急 19勝33敗1分 0.365 江田孝 高橋敏 笠松実


勝利投手 近藤貞雄 2勝2敗
敗戦投手 江田孝     4勝3敗
セーブ     野口二郎 3

二塁打 (西)中村民雄、黒沢

勝利打点 濃人渉 1



西鉄、2試合連続14安打の猛攻

 西鉄は初回、先頭の中村信一が右前打を放つと二盗に成功、濃人渉が左前に先制タイムリーを放ち1-0とする。一死後野口明が右前打を放つと阪急ベンチは早くも先発の江田孝から高橋敏にスイッチ、高橋が後続を抑える。

 西鉄は3回、一死後中村民雄が左前打で出塁、黒沢俊夫のカウントがボールスリーになると阪急ベンチは高橋から三番手の笠松実にスイッチ、笠松は続く富松信彦に右前打を許して一死満塁とするが、近藤貞雄を二ゴロ併殺に打ち取る。


 西鉄は4回、一死後中村信一が四球で出塁するが今度は盗塁失敗、しかし濃人が四球を選び、野口二郎が中前打を放って二死一二塁、野口明の遊ゴロをショート中村栄が二塁に送球するがセカンド上田藤夫が落球して二死満塁、ここで中村民雄がライト線に走者一掃の二塁打を放ち4-0と大きくリードする。


 阪急は6回、一死後下社邦男が四球で出塁、笠石徳五郎は中飛に倒れるが、池田久之が四球を選んで二死一二塁、笠松の遊ゴロをファースト野口明が落球して二死満塁、三木久一の内野安打で1点を返す。


 西鉄は9回、先頭の野口二郎が中前打、野口明も右前打を放って無死一二塁、中村民雄の当りは右前にに抜けるがライト松本泰三が二塁に送球して野口明は二封、中村民雄はヒットを1本損してライトゴロが記録され一死一三塁、中村が二盗を決めて一死二三塁、黒沢がライトに2点タイムリーを放って6-1として試合を決める。


 西鉄は7回から復調してきた野口二郎を投入して逃げ切り3連勝、エースの復活と共にチームも徐々に調子を上げてきた。特に打線が好調で2試合連続で14安打を記録。前日4安打の中村民雄はこの日も2安打3打点の活躍、ライトゴロでヒットを1本損して2試合連続猛打賞は逃した。



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