2017年4月30日日曜日

18年 南海vs大和 8回戦


8月15日 (日) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
3 0 2 0 1 0 0 1 0 7 南海 21勝34敗1分 0.382 別所昭
1 2 0 0 0 0 0 0 0 3 大和 24勝28敗4分 0.462 片山栄次 畑福俊英

勝利投手 別所昭   13勝16敗
敗戦投手 片山栄次 9勝15敗

二塁打 (南)岡村、増田 (和)渡辺
三塁打 (南)堀井

勝利打点 増田敏 1

猛打賞 (南)増田敏 2


増田敏、3打席連続タイムリー

 南海は初回、先頭の猪子利男の当りは三ゴロ、これをサード岡田福吉がエラー、猪子が二盗を決めて、鈴木芳太郎は四球、岡村俊昭も四球を選んで無死満塁、中野正雄の遊ゴロで一走岡村が二封される間に三走猪子が生還して1点を先制、別所昭の右犠飛で2-0、中野が三盗を決めて堀井数男は四球、増田敏が中前にタイムリーを放って3-0とする。

 大和は1回裏、先頭の岡田が四球で出塁、木村孝平は左飛に倒れるが、岡田が二盗を決めて金子裕は四球、ここで重盗を仕掛けるがキャッチャー荒木正からの三塁送球に岡田が刺され、高橋吉雄も四球を選んで二死一二塁、小島利男が中前にタイムリーを放って1-3とする。


 大和は2回、先頭の鈴木秀雄が中前打で出塁、片山栄次が送りバントを決めて一死二塁、渡辺絢吾がセンターに二塁打を放って2-3、トップに返り岡田のライト線ヒットで一死一三塁、木村の三ゴロの間に三走渡辺が還って3-3の同点とする。


 南海は3回、先頭の岡村が右中間を破り三塁に向かうがライト小島からの返球を中継したショート木村からの送球にタッチアウト、記録は二塁打で一死無走者、中野が三塁に内野安打、別所は中飛に倒れるが、堀井が左前打を放って二死一二塁、増田が右中間に2打席連続のタイムリーとなる二塁打を放って二者生還、5-3と勝ち越す。


 大和は4回から先発の片山に代えて畑福俊英をマウンドに送る。


 南海は5回、一死後堀井が右中間に三塁打、増田が中前に3打席連続のタイムリーを放って6-3とリードを広げる。


 南海は8回、先頭の荒木が四球で出塁、長谷川善三が送って一死二塁、トップに返り猪子は四球、鈴木も四球を選んで一死満塁、岡村の右犠飛で7-3とダメ押す。


 別所昭は6安打6四球3三振の完投で13勝目をマークする。


 増田敏が5打数3安打4打点、3打席連続タイムリーを放つ殊勲であった。増田は2年間の現役生活で通算13打点、その内4打点をこの試合で記録した。今季限りで応召し、戦死することとなる。



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