2017年4月17日月曜日

18年 西鉄vs名古屋 8回戦


8月10日 (火) 甲子園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 3 0 0 0 0 3 西鉄 20勝29敗5分 0.408 野口二郎
0 0 0 0 0 1 0 0 0 1 名軍 29勝18敗6分 0.617 森井茂 野口正明

勝利投手 野口二郎 12勝10敗
敗戦投手 森井茂      4勝4敗

二塁打 (西)黒沢

勝利打点 なし


復調野口二郎、12勝目

 名古屋先発の森井茂は序盤好投、4回まで三者凡退3回。2回は先頭の野口明に右前打を許し、中村民雄も二塁に内野安打、黒沢俊夫が送りバントを決めて一死二三塁のピンチを迎えるが、富松信彦を浅い左飛、山田秀夫を遊ゴロに抑える。

 西鉄は5回、先頭の黒沢がライト線に二塁打、富松信彦の一ゴロでファースト加藤正二が二塁に送球するが悪送球となって二走黒沢が一気に生還して1点を先制、打者走者の富松は二塁に進み、山田の右前打で無死一三塁、鵜飼勉が中前にタイムリーを放って2-0、トップに返り中村信一が三塁線にセーフティバントを決めて無死満塁、名古屋ベンチはここで先発の森井から野口正明にスイッチ、濃人渉の三ゴロをサード小鶴誠がホームに送球して三走山田は本封、野口二郎の二ゴロの間に三走鵜飼が還って3-0とする。


 名古屋は6回、先頭の石丸藤吉が四球で出塁、古川清蔵が左前打で続いて無死一二塁、小鶴の遊ゴロは「6-4-3」と渡ってゲッツー、二死三塁となるが吉田の二遊間タイムリーで1-3とする。


 復調著しい野口二郎は7回以降を無安打に抑え、4安打3四球2三振1失点の完投で12勝目をあげる。


 西鉄はこれで4連勝。打線では前半戦不調に喘いでいた黒沢俊夫が復調してきたのが大きい。5回の3点は黒沢の二塁打に端を発したものであった。


 森井茂は4回3分の1を無四球、野口正明も5イニングを無四球に抑えた。



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