8月10日 (火) 後楽園
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 計
0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 1 阪神 25勝23敗5分 0.521 若林忠志
0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 大和 22勝27敗4分 0.449 石田光彦 片山栄次
勝利打点 なし
12回の激闘
大和は2回、二死後苅田久徳が四球を選んで出塁、小松原博喜が中前打を放ち二死一二塁、石田光彦が左前に先制タイムリーを放って1点をリードする。
石田はピッチングでも快調で、3回まで2四球を出すも無安打に抑える。4回、先頭の藤村冨美男が中前打、藤村が二盗を試みるがキャッチャー鈴木秀雄からの送球にタッチアウト、景浦将に四球を与えるが、玉置玉一を右飛、田中義雄を二飛に打ち取る。
5回、先頭の門前真佐人の遊ゴロをショート木村孝平がエラー、若林忠志が送りバントを決め、武智修の遊ゴロも木村がエラーして一死一三塁、トップに返り山口政信の当りはセカンドライナー、一走武智が帰れずダブルプレー。
石田は6回を三者凡退に抑えるが、7回、二死後門前に四球、代走に野口昇が起用され、若林に中前打を許して二死一二塁、しかし武智に代わる代打御園生崇男を遊飛に打ち取る。8回、一死後金田正泰が三前にバントヒット、藤村に右前打を許して一死一三塁、ここも景浦を遊ゴロ併殺に打ち取りここまで無失点。
阪神は9回、先頭の玉置が四球を選んで出塁、田中の右前打で無死一二塁、ここで石田が二塁牽制で玉置を刺すが、野口昇に四球、若林にも四球を与えて一死満塁、大和はここでライトを小島利男から杉江文二に交代、御園生が二前にスクイズを決めて遂に1-1の同点、石田は力尽きて降板、二番手として片山栄次がマウンドに上がる。山口は四球で二死満塁、金田が中飛に倒れて同点止まり。
延長に入って若林と片山が無失点ピッチングを続け、規定により12回引分け。
若林忠志は12回を8安打3四球無三振1失点で完投。石田光彦は8回3分の2を5安打7四球1三振1失点、片山栄次は3回3分の1を無安打2四球2三振無失点に抑えた。
9回阪神同点の場面、御園生崇男はセカンド前にスクイズを決めたが、これはプッシュバントの可能性もあるが、大和はセカンド苅田久徳が突っ込むスクイズシフトを敢行したかもしれない。30年ほど前の高校野球でもよく見られたスクイズシフトです。
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