11月7日 (土) 後楽園
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 阪急 47勝47敗6分 0.500 天保義夫
1 0 3 0 0 0 0 0 X 4 巨人 69勝27敗4分 0.719 藤本英雄
勝利投手 藤本英雄 9勝0敗
敗戦投手 天保義夫 8勝6敗
二塁打 (巨)楠
勝利打点 中島治康 18
藤本英雄、4度目の完封で9連勝
巨人は初回、先頭の呉波が中前打を放って出塁、白石敏男の二ゴロが進塁打となり、楠安夫は二飛に倒れて二死二塁、中島治康がレフト線に先制タイムリーを放ち1-0とする。
阪急は3回、一死後中村栄が中前打を放って出塁、天保義夫は三振、トップに返りフランク山田伝の二ゴロをセカンド坂本茂がエラーして二死一三塁、ここでダブルスチールを敢行するが「2-6-2」とショート白石からの折り返しバックホームに三走中村はタッチアウト、もらったチャンスでの重盗はアイデアとしては悪くなかったがここで追い付けなかったのは痛かった。
巨人は3回裏、一死後藤本の遊ゴロをショート中村がエラー、トップに返り呉の遊ゴロでランナーが入れ替わり、白石の左前打で二死一二塁、ここで楠がライト線に二塁打を放って二者を迎え入れ3-0、中島の二ゴロをセカンド上田藤夫がエラーする間に二走楠が還って4-0とリードを広げる。
藤本英雄は4安打無四球6三振の好投で今季4度目の完封、デビュー以来無傷の9連勝を飾る。この日は須田博が11月3日の登板から中3日であったが明日阪神戦を控えているので藤本が先発した。藤本は4度目の完封であるがこれまでは朝日戦が2回と大和戦が1回で上位チームからは初の完封勝利となった。但し、阪急はこれで21回目の完封負けとなり名古屋の17回を引き離して断トツの完封負け数でもある。
*藤本英雄は今季4度目の完封で9連勝。
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