2015年2月27日金曜日

17年 阪急vs朝日 7回戦


6月17日 (火) 甲子園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 3 0 1 0 0 0 1 0 5 阪急 20勝17敗2分 0.541 橋本正吾 笠松実 森弘太郎
0 2 0 0 0 0 0 0 0 2 朝日 17勝20敗2分 0.459 斉藤忠二 林安夫

勝利投手 森弘太郎 9勝6敗
敗戦投手 斉藤忠二 1勝2敗

二塁打 (朝)伊勢川

勝利打点 なし

ファインプレー賞 (朝)早川平一 1


森田定雄、タイムリー2本

 阪急は2回、先頭の日比野武の遊ゴロをショート五味芳夫が一塁に悪送球、松本利一の二ゴロをセカンド鬼頭政一がランナーにタッチに行くが空タッチとなって一走日比野は二塁にセーフ、このプレーで鬼頭にエラーが記録された。中村栄の投前バントをピッチャー斉藤忠二が三塁に悪送球する間に二走日比野が還って1点を先制、無死一三塁から橋本正吾の投ゴロに三走松本が飛び出し「1-5-2」と送られてタッチアウト、二死後上田がストレートの四球を選んで満塁、黒田健吾がストレートの押出し四球を選んで2-0、この日四番に入った森田定雄が中前にタイムリーを放って3-0とする。

 朝日は2回裏、先頭の伊勢川真澄が左中間に二塁打、内藤幸三の初球がボールとなったところで阪急ベンチは先発の橋本から笠松実にスイッチ、内藤の遊ゴロの間に伊勢川は三進、岩田次男の中犠飛で1-3、二死無走者となったがここから笠松は全くストライクが入らなくなり斉藤がストレートの四球、室脇正信もストレートの四球、トップに返り坪内道則はワンツーからデッドボール、五味がストレートの押出し四球を選んで2-3、鬼頭のカウントがワンボールとなったところで阪急ベンチはようやく笠松を下げて森弘太郎をマウンドに送り、鬼頭は三ゴロに倒れてスリーアウトチェンジ。

 朝日は4回から先発の斉藤に代わって林安夫がマウンドに上がる。

 阪急は4回、先頭の上田の三ゴロをサード岩田が一塁に悪送球して上田は二塁へ、黒田は左飛に倒れるが、森田がレフト線にタイムリーを放って4-2と突き放す。

 阪急は8回、先頭の山下好一が中前打で出塁、中村の送りバントが内野安打となって無死一二塁、ピッチャー林の二塁牽制に二走山下好一はタッチアウト、森の二ゴロをセカンド鬼頭が失して一死一三塁、トップに返りフランク山田伝が四球を選んで一死満塁、上田の三ゴロの間に三走中村が還って5-2とダメ押す。

 2回途中からリリーフのマウンドに上がった森弘太郎は7回3分の1を投げて2安打無四球2三振無失点で9勝目をあげる。


 5月17日以来1か月ぶりに四番に入った森田定雄が5打数2安打2打点と2本のタイムリーを放つ活躍を見せた。「最も無名の最強打者」が本領を発揮している。







*2回の松本利一の二ゴロはセカンド鬼頭政一が一走日比野武に空タッチ。「雑記」欄には「二塁手タッチしそこなう」と書かれている。右隣の「好捕」は5回にライトの早川平一が見せたファインプレー。










 

0 件のコメント:

コメントを投稿