2015年2月19日木曜日

17年 大洋vs巨人 6回戦


6月14日 (土) 札幌

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15  計
0 0 0 0 1 0 0 0 0  0   0   0   1   0   0   2 大洋 22勝12敗3分 0.647 三富恒雄 野口二郎
0 0 0 0 0 0 1 0 0  0   0   0   1   0   0   2 巨人 24勝12敗1分 0.667 中尾輝三 広瀬習一

二塁打 (大)村松、山川 (巨)呉

勝利打点 なし

猛打賞 (巨)呉波 1


延長15回引分け

 シーズン通算成績首位の巨人を1ゲーム差で追う大洋は先発に巨人キラーの三富恒雄を起用、巨人は中尾輝三で応戦する。 

 大洋は4回まで無安打。5回、先頭の村松長太郎が左中間に二塁打、浅岡三郎の中前打で無死一三塁、山川喜作の中犠飛で1点を先制する。

 巨人は6回から先発の中尾輝三に代えて広瀬習一をマウンドに送る。

 巨人は7回、先頭の坂本茂がストレートの四球で出塁、広瀬が送って一死二塁、トップに返り白石敏男の中前タイムリーで1-1の同点に追い付く。大洋ベンチはここで先発の三富恒雄から野口二郎にスイッチ、水原茂は右飛、川上哲治も三振に倒れる。

 延長に入って大洋は13回表、先頭の山川がセンター左奥に二塁打、佐藤武夫は三振に倒れるが、野口二郎の二ゴロの間に山川が三進、トップに返り中村信一が中前にタイムリーを放って2-1と勝ち越す。

 巨人は13回裏、先頭の中島治康が右前打で出塁、楠安夫が慎重に送りバントを決めて一死二塁、伊藤健太郎の遊ゴロの間に中島は三進、呉波が中前に殊勲の同点タイムリーを放って2-2とする。

 両軍とも14回、15回は三者凡退、時間切れ引分けとなった。


 大洋が三富恒雄と野口二郎、巨人は中尾輝三と広瀬習一を注ぎ込む総力戦、大洋は5残塁だったが巨人は11残塁を記録、終始巨人が押し気味に試合を進めたがあと1本が出なかった。
 今季首位打者となる呉波が猛打賞を記録して徐々に本領を発揮してきたが、それでも打順は七番である。呉波はこの時期までは一番打者に定着をしている訳ではなく、大半の試合を下位で過ごしている。





 

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