2025年7月18日金曜日

22年 太陽vs巨人 8回戦

7月11日 (金) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
2 0 0 1 0 0 0 0 0 3 太陽 19勝30敗1分 0.388 真田重蔵 
0 0 0 0 0 0 4 4 X 8 巨人 23勝26敗1分 0.469 多田文久三

勝利投手 多田文久三 5勝3敗 
敗戦投手 真田重蔵    7勝12敗

本塁打 (太)森下重好 4号、5号 (巨)多田文久三 1号

勝利打点 なし


小松原と平山がポイントゲッター

 後楽園の第2試合は真田重蔵と多田文久三の先発で午後2時50分、島球審の右手が上がりプレイボール。

 太陽は初回、一死後辻井弘が四球を選んで出塁、二死後森下重好がレフトスタンドに先制ツーランを放ち2-0とリードする。

 太陽は4回表、一死後森下がレフトスタンドに追撃の2打席連続弾を叩き込んで3-0とリードを広げる。

 このまま真田が完封でもすれば太陽にとっては万々歳だったのだが・・・。

 ラッキーセブンを迎えた巨人は7回裏、先頭の宮下信明が右前打で出塁、トップに返り呉新亨に代わる代打古家武夫は三振に倒れるが、田中資昭が四球を選んで二死一二塁、千葉茂の遊ゴロをショート松井信勝がエラー、この間に二走宮下が還って1-3、川上哲治が四球を選んで二死満塁、小松原博喜が中前に2点タイムリーを放ち3-3の同点、三塁に達していた一走川上が太陽守備陣の送球の隙を突いてホームに還り4-3と逆転する。センター森下から本塁に返球され、キャッチャー伊勢川真澄は打者走者の一塁オーバーランを見てファースト辻井に送球したが、三走川上がその隙を突いてホームに滑り込んだ。川上の本塁進塁に対して太陽側にエラーは記録されていない。送球の間の進塁であった。

 巨人は8回裏、一死後多田がレフトスタンドにホームランを叩き込んで5-3、トップに返り林清光が左前打で出塁、二死後千葉が右前打、川上は四球で二死満塁、小松原が押出し四球を選んで6-3、平山菊二が左前に2点タイムリーを放ちこの回4点追加、8-3とリードを広げる。

 多田文久三は4安打4四球5三振の完投で5勝目をマークする。森下に2打席連続本塁打を打たれたが、自らも4年ぶりの本塁打を放った。

 真田重蔵は6回まで完封ペースだったが7回二死からのエラーをきっかけに崩れた。7回の4失点は二死後のエラー以降の失点なので自責点にはならない。調子が上がらない真田だが、6回までの投球内容には復調の兆しもみられる。

 巨人ではこのところ小松原博喜と平山菊二がポイントゲッターになっているが、この日も小松原が3打点、平山が2打点の活躍であった。

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