0 0 0 0 0 2 0 0 0 2 南海 27勝23敗2分 0.540 中谷信夫 別所昭 松川博爾
0 0 0 0 2 1 0 4 X 7 大阪 38勝13敗1分 0.745 御園生崇男
勝利投手 御園生崇男 10勝0敗
敗戦投手 中谷信夫 5勝8敗
二塁打 (大)本堂、御園生
本塁打 (南)山本一人 3号
勝利打点 なし
御園生崇男、開幕10連勝
西宮の第2試合は中谷信夫と御園生崇男の先発で午後3時20分、二出川球審の右手が上がりプレイボール。
大阪は5回裏、先頭の本堂保次が右前打で出塁、玉置玉一は三塁に内野安打、長谷川善三が送りバントを決めて一死二三塁、御園生の投ゴロをピッチャー中谷が弾くがショート小林悟楼がバックアップして一塁アウト、この間に三走本堂が還って1点を先制、二死三塁からワイルドピッチで三走玉置も還って2-0とする。
南海は6回表、先頭の安井亀和が右前打で出塁、二死後山本一人監督がレフトスタンドに同点ツーランを叩き込んで2-2と追い付く。
大阪は6回裏、一死後藤村富美男が四球で出塁、藤村の二盗はタイミングはアウトであったが二塁ベースカバーのショート小林が落球してセーフ、土井垣武は四球で一死一二塁、本堂の捕邪飛で二走藤村がタッチアップから三塁を陥れる好走塁、玉置の遊ゴロをショート小林が失する間に三走藤村が還って3-2と勝ち越す。
南海は7回から先発の中谷に代えて別所昭をマウンドに送り込む。
大阪は8回裏、先頭の藤村が四球で出塁、土井垣の右前打で無死一三塁、土井垣が二盗を決め、本堂が左中間に2点タイムリー二塁打を放ち5-2、玉置も左前にタイムリーを放ち6-2、南海ベンチはここで別所から三番手の松川博爾にスイッチ、一死後御園生が中越えにタイムリー二塁打を放ち7-2とリードを広げる。
御園生崇男は3安打2四球1三振の完投で開幕から10連勝を飾る。
御園生は勝率の高い投手として知られており、昭和12年秋季は11勝0敗で勝率10割を記録した。その後の勝率10割は1981年に間柴茂有(15勝0敗)、2013年に田中将大(24勝0敗)が記録することになる。
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