2025年7月24日木曜日

22年 金星vs巨人 8回戦

7月12日 (土) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
3 0 0 0 0 0 0 0 0 3 金星 18勝33敗1分 0.353 内藤幸三 
0 0 0 1 3 0 0 0 X 4 巨人 24勝26敗1分 0.480 中尾輝三

勝利投手 中尾輝三 7勝6敗 
敗戦投手 内藤幸三 4勝7敗

三塁打 (巨)平山
本塁打 (巨)川上哲治 4号

勝利打点(巨)田中資昭 1


田中資昭、ミス帳消しの決勝打

 後楽園の第2試合は内藤幸三と中尾輝三の先発で午後2時50分、島球審の右手が上がりプレイボール。

 金星は初回、先頭の酒沢政夫が四球を選んで出塁、大友一明の遊ゴロの間に酒沢は二進、坪内道則監督の左前打で二走酒沢は三塁ストップするが、レフト平山菊二が直接ホームに送球してしまい、これが悪送球となる間に酒沢が還って1点を先制、外野からの返球はカットまでが基本、打者走者の坪内も二塁に進み、西沢道夫の一ゴロの間に坪内は三進、清原初男が四球から二盗を決めて二死二三塁、ここで小前博文の遊ゴロをショート田中資昭が2点タイムリーエラー、金星が初回に1安打で3点を先制する。

 3回まで無安打の巨人は4回裏、二死後川上哲治がライトスタンドに第4号ソロを叩き込んで反撃の狼煙を上げる。

 巨人は5回裏、二死後宮下信明が中前打で出塁、中尾の中前打で二死一三塁、トップに返り初回に余計な送球ミスを犯した平山が右越えに同点の2点タイムリー三塁打を放ち3-3と追い付き、初回に2点タイムリーエラーを犯した田中が左前に逆転のタイムリーを放ち4-3と試合をひっくり返す。

 中尾輝三は四球を出しながらも2回以降金星打線を無安打無得点に抑え、1安打7四球4三振、自責点ゼロの完投で7勝目をマークする。

 巨人はこのところポイントゲッターになっている平山菊二が同点三塁打、初回にタイムリーエラーをやらかした田中資昭が決勝タイムリーを放ちミスを帳消しにした。

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