0 1 2 0 0 0 0 0 3 6 東急 18勝31敗1分 0.367 白木義一郎
1 0 0 0 1 0 0 0 0 2 中日 31勝18敗1分 0.633 星田次郎 久野勝美
勝利投手 白木義一郎 8勝10敗
敗戦投手 星田次郎 2勝2敗
二塁打 (東)長持 (中)古川
三塁打 (東)大下
本塁打 (東)大下弘 3号
勝利打点(東)大下弘 7
大下が決勝ツーラン
西宮の第1試合は白木義一郎と星田次郎の先発で午後1時30分、金政球審の右手が上がりプレイボール。
中日は初回、二死後古川清蔵が左前打から二盗に成功、大沢清の中前タイムリーで1点を先制する。
東急は2回表、先頭の熊耳武彦が右前打で出塁するとパスボールで二進、白木の遊ゴロで熊耳は三塁に向かうがショート鈴木清一からサード大沢喜好に送球されてタッチアウト、二死後清水喜一郎の右前打で二死一三塁、清水のディレードスチールにキャッチャー藤原鉄之助が二塁に悪送球、三走白木が還って1-1の同点に追い付く。
東急は3回表、先頭の一言多十が四球で出塁、鈴木清一が送りバントを決めて一死二塁、二死後大下弘が右越えに第3号ツーランを叩き込んで3-1とリードする。続く長持栄吉も左中間に二塁打、ここで中日ベンチはバッテリーを星田-藤原から久野勝美-上林繁次郎に代えて後続を抑える。
中日は5回裏、先頭の加藤正二が中前打で出塁、上林は三塁線にヒット、久野の投ゴロを白木がファンブルして無死満塁、三村勲の右飛で三走加藤がタッチアップからホームイン、一走久野もタッチアップから二塁に向かい、ライト長持はホームを諦めて二塁に送球して久野はタッチアウト、三村の右飛で併殺が記録されたが加藤のホームインにより「右犠飛」となって2-3と1点差に迫る。
中日は7回裏、先頭の小鶴誠が左前打で出塁、一死後上林が四球を選んで一死一二塁、久野のレフトへの飛球で二走小鶴はスタートを切るがレフト大下がキャッチして二塁に送球してダブルプレー。
東急は9回表、一死後熊耳に代わる代打鈴木圭一郎の当りは遊ゴロ、これをショート杉浦清が一塁に悪送球、白木は三塁線にヒット、大沢喜好の右前打で一死満塁、清水の三塁内野安打がタイムリーとなって4-2、サード三村からの本塁送球が悪送球となる間に二走白木も還って5-2、一死二三塁からトップに返り一言の二ゴロの間に三走大沢が還って6-2とリードを広げる。
白木義一郎は7安打1四球無三振の完投で8勝目をマークする。
白木の好投と大下の決勝本塁打が目立つ試合であったが、長持と大下の補殺による2つの併殺も見逃せない。
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