11月7日 (日) 後楽園
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 2 0 0 0 0 2 名軍 48勝29敗7分 0.623 野口正明 石丸進一
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 西鉄 39勝37敗8分 0.513 重松通雄 野口二郎
勝利投手 野口正明 12勝4敗
敗戦投手 重松通雄 9勝18敗
セーブ 石丸進一 3
二塁打 (名)加藤
勝利打点 加藤正二 4
猛打賞 (名)古川清蔵 3
石丸進一、最後のピッチング
名古屋は初回、二死後古川清蔵が左前打で出塁、吉田猪佐喜の二遊間ヒットで二死一二塁、しかし加藤正二は遊ゴロに倒れて無得点。
西鉄は2回、先頭の富松信彦がライト線にヒット、中村民雄は三塁に内野安打、山田秀夫は捕邪飛に倒れるが、鵜飼がストレートの四球を選んで一死満塁、重松通雄の当りは捕前で止まり、キャッチャー藤原鉄之助がホームベースを踏んで一塁に送球、「2H-3」のダブルプレーが記録される。慶應式スコアでは、一塁を「A」、二塁を「B」、三塁を「C」、本塁は「H」と表記する。
4回まで毎回安打を放ちながら無得点の名古屋は5回、先頭の石丸藤吉が四球を選んで出塁、金山次郎の投前送りバントはピッチャー重松が好フィールディングを見せて石丸藤吉を二封、西鉄ベンチはここで先発の重松から野口二郎にスイッチ、古川が中前打を放つと金山は三塁に進んで一死一三塁、古川が二盗を決めて一死二三塁、吉田は浅い左飛に倒れるが、加藤が中前に先制の2点タイムリーを放ち2-0とリードする。
名古屋先発の野口正明は5回まで5安打を許しながら無失点に抑える。
名古屋は6回から石丸進一を投入。石丸進一は6回を三者凡退に抑え、7回は二死後中村信一のニゴロを兄の石丸藤吉がエラー、続く濃人渉の当りはピッチャー返しのライナーとなったが石丸進一が難なく捕球してスリーアウトチェンジ。
8回、先頭の黒沢俊夫に三塁内野安打を許すが、野口明を二飛、富松の遊ゴロで黒沢は二封、中村民雄を右飛に打ち取り無失点。
石丸進一は最終回、先頭の山田秀夫に代わる代打真野常照を三振、鵜飼勉を左飛、最後は野口二郎を右飛に打ち取り、生涯最後のマウンドを締めくくった。
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