11月15日 (火) 後楽園
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
1 3 2 0 0 2 0 0 0 8 タイガース 26勝12敗 0.684 西村幸生
0 0 0 0 0 0 0 1 0 1 セネタース 19勝20敗1分 0.487 浅岡三郎 伊藤次郎
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
1 3 2 0 0 2 0 0 0 8 タイガース 26勝12敗 0.684 西村幸生
0 0 0 0 0 0 0 1 0 1 セネタース 19勝20敗1分 0.487 浅岡三郎 伊藤次郎
勝利投手 西村幸生 9勝2敗
敗戦投手 浅岡三郎 7勝5敗
二塁打 (タ)山口
本塁打 (タ)松木 2号、3号
松木謙治郎、2ホーマー
タイガースは初回、先頭の松木謙治郎の二ゴロをセカンド苅田久徳がエラー、奈良友夫の右前打で無死一三塁、藤村富美男の遊ゴロで奈良は二封、松木は動かず一死一三塁、山口政信の三ゴロ併殺崩れの間に松木が還って1点を先制する。
タイガースは2回、この回先頭の松廣金一の遊ゴロをショート今岡謙次郎がエラー、皆川定之の右前打で無死一三塁と1回と全く同じパターンでチャンスを作る。翌日の読売新聞によると二度ともエンドランによるものとのこと。西村幸生は捕邪飛に倒れて一死一三塁、トップに返り松木がワンボールからの2球目をライトスタンドにスリーランホームラン、4-0とする。
タイガースは3回、この回先頭の山口が左中間に二塁打、本堂保次の遊ゴロを今岡が二つ目のエラー、無死一三塁からカイザー田中義雄に代わる代打藤井勇の二ゴロを苅田も二つ目のエラー、山口が還って5-0としてなお無死一三塁から松廣に代わる代打門前真佐人の左犠飛で6-0とする。
タイガースは6回、一死後西村が三塁に内野安打、松木がこの日二本目となる第3号ツーランをライトスタンド中段に叩き込んで8-0とする。
西村幸生は8回に森口次郎四球、北浦三男右前打、尾茂田叶四球の一死満塁から遠藤忠二郎に中犠飛を許して1点を失うが、これは無理して完封を狙わない西村のいつものパターン。5安打4四球4三振の完投で9勝目をあげる。
ここまで19勝19敗1分のセネタースは勝てば五位を確定するところであったが今季最終戦に敗れて19勝20敗1分と5割を割り込み、現在18勝20敗の六位ライオンとの差は0.5ゲームとなり順位は残り二試合を残すライオンの結果次第となった。
タイガースは10月9日の段階では11勝10敗であったがその後15勝2敗と海内無双と言われた頃の強さを取り戻してきている。ちょうど景浦将が欠場した時期と符合する訳であるが、景浦の欠場は一般的には病気欠場と言われている。松木謙治郎著「タイガースのおいたち」では「四番打者景浦が健康を害したことから不振で・・・」としているが、13年度秋季リーグ戦の記述そのものが他のシーズンより短く触れているだけで歯切れが悪い。当ブログの推測では石本秀一監督がサボタージュ癖のある景浦を外すという荒療治に出てチームに危機感を醸成させて乗りきったのではないかと見ている。73年後の同チームは、肩の衰えが著しくチームの足を引っ張っている金本を営業優先で外すことをせずに最下位に低迷していたが、金本を外してからようやく上昇気配を見せてきている。
*松木謙治郎が二本のホームランを放つ
*西村幸生が完投で9勝目をあげる。
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