2020年9月18日金曜日

21年 阪急vsゴールドスター 6回戦

 

8月1日 (木) 西宮 

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
4 0 0 0 2 2 0 0 0 8 阪急 31勝27敗 0.534 森弘太郎 溝部武夫 
1 1 0 0 2 0 0 0 0 4 ゴ軍 18勝30敗1分 0.375 内藤幸三 石田光彦 

勝利投手 森弘太郎 2勝2敗
敗戦投手 内藤幸三 7勝14敗

二塁打 (急)山田、坂井、尾西 (ゴ)田中、早川
三塁打 (ゴ)坪内、田中

勝利打点 (急)野口二郎 3

猛打賞 (急)尾西信一 2 (ゴ)坪内道則 3


阪急、後半戦初戦を制す

 後半戦がスタート、第15節初日は西宮で2試合。第1試合は森弘太郎と内藤幸三両ベテラン投手の先発で午後1時4分、金政球審の右手が上がりプレイボール。

 阪急は初回、一死後山田伝が左中間に二塁打、青田昇の中前打で無死一三塁、このチャンスに野口二郎が右前に先制タイムリーを放ち1-0、ライト早川平一が打球を逸らす間に青田が三塁に進み、野口二郎が二盗を決めて一死二三塁、野口明は三振に倒れるが、坂井豊司が右越えに2点タイムリー二塁打を放ち3-0、日比野武もレフト線タイムリーで続いてこの回4点を先制する。

 ゴ軍は1回裏、二死後坪内道則が内野安打で出塁すると二盗に成功、田中宣顕が左中間にタイムリー二塁打を放ち1-4とする。

 ゴ軍は2回裏、先頭の内藤が右前打で出塁、一死後辻功の遊ゴロの間に内藤は二進、早川が左前にタイムリーを放ち2-4と追い上げる。

 阪急は5回表、一死後野口二郎が中前打で出塁、野口明は右前打、坂井は四球を選んで一死満塁、日比野武が押出し四球を選んで5-2、森の投ゴロで三走野口明が本封されて二死満塁、尾西信一が押出し四球を選んで6-2とリードを広げる。

 ゴ軍は5回裏、一死後坪内が右中間に三塁打、田中も左中間に三塁打を放ち3-6、菊矢吉男に代わる代打末崎正隆が一二塁間にタイムリーを放ち再び2点差に迫る。

 阪急は6回表、先頭の山田が四球で出塁、青田が三塁に内野安打、野口二郎の遊ゴロをショート酒沢政夫がエラーして無死満塁、ゴ軍ベンチはここで内藤から石田光彦にスイッチ、野口明の投ゴロは「1-2-3」と渡ってダブルプレー、二死二三塁から坂井の遊ゴロをショート酒沢がタイムリーエラーして7-4、日比野が二遊間にタイムリーを放ち8-4と再度突き放して試合を決める。

 石田は9回まで無失点の好投を見せるが、阪急も森から溝部武夫にリレーして逃げ切った。森の降板は7回一死無走者で田中宣顕のピッチャーライナーを捕球した直後なので何らかのアクシデントがあったと想定される。グラブで捕ってのアクシデントは考えにくいので、田中のライナーを素手で捕球した可能性が考えられる。森弘太郎はこの試合が今季7度目の登板で層の厚い阪急投手陣での出番は少ないが、今季の登板はあと1試合だけとなるので、このアクシデントが影響した可能性が高い。

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