11月15日 (日) 後楽園
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 阪急 49勝50敗6分 0.495 笠松実
2 0 0 0 4 0 0 0 X 6 阪神 52勝48敗5分 0.520 若林忠志
勝利投手 若林忠志 26勝13敗
敗戦投手 笠松実 17勝17敗
本塁打 (神)門前 1号
勝利打点 門前真佐人 2
若林忠志、3安打完封で締める
阪神は初回、一死後山口政信が四球を選んで出塁、カイザー田中義雄の当りは右前に抜けるが、ライト小田野柏からの二塁送球で一走山口はフォースアウト、ライトゴロが記録されて二死一塁、ここで門前真佐人がレフトスタンドにツーランホームランを叩き込んで2点を先制する。
阪神は5回、一死後塚本博睦が左前打から二盗に成功、山口が四球を選んで一死一二塁、田中の遊ゴロをショート中村栄が二塁に送球するがセカンド上田藤夫が後逸、この間に二走塚本が三塁ベースを蹴ってホームに還り3-0、なお一死一二塁から門前の当りは三ゴロ、この打球をサード黒田健吾が二塁に悪送球、二走山口が三塁ベースを蹴ってホームに還り4-0、一走田中は三塁、打者走者の門前も二塁に進んで一死二三塁、藤井勇は浅い中飛に倒れて二死二三塁、若林の三ゴロをサード黒田が一塁に送球するが、ファースト井野川利春が後逸、三走田中に続いて二走門前もホームに還って6-0とする。阪急は上田、黒田、井野川のエラーでこの回4失点。
若林忠志は3安打2四球1三振で今季4度目の完封で26勝目、今季最終戦を飾った。
阪神は52勝48敗5分で昭和17年のペナントレースを終了、阪急は49勝50敗6分の負越しに終わった。
*阪神最終戦のオーダー。塚本、山口、門前、藤井など、帰還兵の活躍が目立ったシーズンであった。
*阪急最終戦のオーダー。小田野柏には最後まで「小野田柏」のスタンプが押されている。
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