11月14日 (土) 後楽園
1 2 3 4 5 6 7 計
0 0 1 0 0 0 0 1 大洋 59勝39敗6分 0.602 重松通雄 古谷倉之助
1 0 0 0 2 0 0 3 名古屋 38勝60敗6分 0.388 西沢道夫 森井茂
勝利投手 西沢道夫 7勝11敗
敗戦投手 古谷倉之助 5勝7敗
セーブ 森井茂 2
本塁打 (大)中村民雄 1号 (名)小鶴 2号
勝利打点 なし
2本塁打の競演
第一試合から雨模様であったが午後2時14分、杉村正一郎主審の右手が上がりプレイボール。
名古屋は初回、二死後小鶴誠がレフトスタンドに先制ホームランを叩き込んで1-0とする。
大洋は3回、一死後中村民雄がレフトスタンドに同点ホームランを叩き込んで1-1と追い付く。
名古屋は5回、一死後本田親喜が左前打で出塁すると二盗に成功、桝嘉一の二ゴロの間に二走本田は三進、小鶴が四球から二盗を決めて二死二三塁、古川清蔵の当りはセカンドフライ、ところが何とセカンド宇野錦次が落球、この間に三走本田に続いて二走小鶴も還って3-1と勝ち越す。
大洋は8回表の攻撃で2点をあげて3-3の同点に追い付いた。8回裏名古屋の攻撃は、先頭の吉田猪佐喜が左前打で出塁、ここで雨脚が激しくなり雨天コールドゲームとなった。この場合、8回の記録はなかったこととなり、名古屋が3対1で7回コールド勝ちとなる。
名古屋先発の西沢道夫は6イニングを投げて6安打1四球1三振1失点で7勝目をあげる。7回からリリーフした森井茂は7回は三者凡退に抑えたものの8回は大洋に2点を許してリードをフイにしたが、雨に救われて8回の記録はなかったこととなり、1イニングを投げて無安打無四球無三振無失点で当ブログルールによりセーブが記録された。
決勝点は宇野錦次の落球によるもので7回雨天コールドゲームと締まらない試合となったが、中村民雄と小鶴誠によるホームランの競演は見応えがあった。シーズンも終盤となり、聯盟はストックしておいたニューボールを卸したようで、11月18日の最終戦までホームランが出まくることとなる。
「雑記」欄に7回コールドゲームとなった経緯が書かれている。
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