11月13日 (金) 後楽園
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 1 0 2 0 3 大洋 59勝38敗6分 0.608 野口二郎
0 0 0 1 0 0 0 0 0 1 阪神 51勝48敗5分 0.515 御園生崇男
勝利投手 野口二郎 39勝17敗
敗戦投手 御園生崇男 13勝16敗
二塁打 (大)野口明
三塁打 (神)野口昇
勝利打点 祖父江東一郎 2
猛打賞 (大)野口二郎 2 (神)野口昇 3
野口3兄弟が8安打
阪神は4回、先頭の塚本博睦が右前打で出塁、続く山口政信の中前打をセンター富松信彦が後逸する間に一走塚本が一気にホームに還って1点を先制する。
大洋は6回、一死後富松が四球を選んで出塁、中村民雄は左飛に倒れるが、野口明が左前打を放って二死一二塁、野口二郎が右前に同点タイムリーを放って1-1と追い付く。
大洋は8回、二死後浅岡三郎がレフト線にヒット、中村信一が四球を選び、ワイルドピッチで二者進塁、宇野錦次に代わる代打古谷倉之助は歩かされて二死満塁、ここで祖父江東一郎が左前に決勝の2点タイムリーを放ち3-1と勝ち越す。
野口二郎は9安打1四球1三振1失点、自責点ゼロの完投で39勝目をあげる。
この試合で大洋の野口二郎が5打数3安打、阪神の野口昇が3打数3安打を記録して兄弟で猛打賞を獲得した。大洋の野口明も4打数2安打を記録しており、3兄弟で12打数8安打であった。
すいません。いきなりで申し訳ありませんが、ひとつ質問させてください。この試合の翌年昭和18年のシーズン途中で野口昇氏は出征されお亡くなりになりますが、昭和18年のシーズンでも昇氏の出征前に、野口兄弟の職業野球での対決はあったのでしょうか?
返信削除昭和18年には、5月9日の3回戦と5月12日の4回戦でピッチャー野口二郎、ファースト野口明、バッター野口昇の対戦があります。
削除野口昇の成績は、5月9日は2打席で四球と三ゴロ、5月12日は一打席で三ゴロでした。
野口4兄弟を調べていらっしゃるのでしょうか。昭和17年の対戦では、ネット上で誤って伝わっている「知られざる事実」が存在しています。
野口4兄弟の全対戦成績をまとめておきますので、気軽にご質問ください。
情報をありがとうございます。仰るように、野口4兄弟のことを調べております。野口二郎さんの『私の昭和激動の日々』では昇氏を三振に討ち取ったという記述もあり、何が正解なのかが分からずに困っておりました。大変、助かりました。
返信削除ぜひ、「知られざる事実」や全対戦成績などお教え頂ければ大変有難いです。
いきなりの質問にもお答え頂きまして、本当にありがとうございます。