2010年5月1日土曜日

三冠への道 ⑦ 



 アルバート・プホルスは87打数30安打19打点7本塁打3割4分5厘で4月を終えました。開幕直後の爆発時はどこまで行くかと思わせましたが中盤中だるみがあり、このような成績で終わりましたが流石に各部門ともランキング上位につけており、三冠王へ向けて順調な滑り出しと言えます。
 この成績では月間MVPは無理でしょう。ダイヤモンドバックスの一番打者ながらホームラン9本でトップのケリー・ジョンソンと23打点でトップの日本の恩人マーリンズのホルヘ・カントゥの争いかと思われます。私としては総合力でブルワーズのライアン・ブラウン(3割5分5厘、5本塁打、20打点)に投票させていただきます。因みにアメリカン・リーグは好調レイズを引っ張るエバン・ロンゴリアに投票させていただきます。奇しくもプホルスの2ディケード連続プレイヤー・オブ・ザ・ディケードに立ちふさがる可能性のある二人となりました。

 ナショナル・リーグ投手部門は共に4勝をあげたティム・リンスカムとロイ・ハラデーのあまりにも順当過ぎる争いを差し置いて、ノーヒット・ノーランを含む5勝をあげたロッキーズのウバルト・ヒメネスで決まりでしょう。しかし私としては敢えてナショナルズのクローザー、マット・キャップスに一票を投じます。ワシントン・ナショナルズは現在30球団中最弱チームであると考えられますが、ナショナル・リーグ東地区において、大本命のフィラデルフィア・フィリーズの上をいく2位に付けております。間違いなく春の椿事で終わることになると思いますが、13勝中10セーブをあげているマット・キャップスに投票させていただきます。




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